厳冬期 西穂高岳登頂 2日目ーA
<独標~ピラミッドP~西穂直下まで>
1日目ーB・・・・・クリックで振り返り
快晴の朝であった! 雪ダルマに挨拶して、いざ、出発!
山荘からほんの少し登ったところ。
テン場、霞沢岳、上高地、乗鞍岳方面を望む。
稜線に出ると 西穂、ピラミッドピーク、独標が青空をバックに手招きしている。
丸山の手前で 御来光となった。 蓼科山~八ヶ岳がくっきり見えている。
荘厳な山の夜明け。 凛とした空気の中に力強く太陽が昇っていく。
早朝の雪稜は、実に美しかった。 遠く、前穂も見えている。
昨日午後の視界不良の時とは、全く印象が異なる。
朝日に輝く 新雪踏んで 明日は登ろよ あの頂きに・・・・♪ なんて歌いたくなるような眺めだ。
目立つ三角のピークが、ピラミッドピーク。右の黒い塊が、独標。
稜線手前のこんもりとした丘が、丸山。
丸山山頂にて。 西穂、ピラミッドピーク方面の眺め。
笠ヶ岳方面の眺め。
たどってきた稜線、乗鞍、焼岳方面の眺め。
乗鞍岳、焼岳にズームイン。
丸山を後に 独標を目指して進みます。
登りながら、正面の眺め。
振り返っての眺め。
回り込むようにして登っていく部分から。 だいぶ独標が近づいてきた。
展望も良い。 白山、笠ヶ岳方面。
笠ヶ岳~抜戸岳方面。
笠ヶ岳アップで。
弓折岳~双六岳~樅沢岳・・・。
もうひと登りで、独標だ。
真っ白なピラミッドピーク。 独標に、人が立っているのが見える。
振り返る。縦走路と焼岳、乗鞍岳。
独標直下。 雪と岩のミックスとなるので、慎重に登っていく。
西穂高岳「独標」に登頂!
独標にて。「独標」は「独立標高点」という測量用語。他にもあるが、「西穂独標」が際立って有名。
代表して、 大木場ノ辻~錫杖岳~笠ヶ岳の眺め。 遠くに白く見えているのが、白山。
天狗ノ頭、天狗のコル、コブ尾根の頭,奥穂~吊り尾根~前穂<3,090m>、
明神岳(右へ第一峰~第五峰)、岳沢へ・・・。
ピラミッドピーク、西穂、間ノ岳、天狗ノ頭、コル、コブ岩尾根の頭~ジャンダルム3163m・ロバの耳、
奥穂~吊り尾根・・・
乗鞍方面の眺め
奥穂~吊り尾根~前穂~明神岳への眺め
ピラミッドピーク、西穂、間ノ岳、天狗ノ頭・・・重なりの眺め
西穂~奥穂~前穂の眺め
吊り尾根~前穂~明神岳の眺め
白山、大木場ノ辻~錫杖岳
笠ヶ岳~抜戸岳~弓折岳~双六岳
屹立するピラミッドピークへの岩稜。ルートを目で辿る。
これからこのコースへ突入していく自分の姿をイメージしてみる。
焼岳、乗鞍岳方面の眺め 大正池も見えている。
乗鞍岳にズームイン
展望と千晴
ピラミッドピークにズームイン
西穂にズームイン
コブ岩尾根、ロバの耳、奥穂
ピラミッドピークへ向かう先行者(左上)が見えます。
独標にて。
十分展望を楽しんだら、いよいよピラミッドピークに向かう。
名だたる穂高の難ルートへ、いざ、突入!
独標までは、多くの登山者が訪れる。だが、その先はアルピニストだけの世界。
冬の西穂高岳登頂は、雪稜、雪壁、岩稜の登下降、トラバース、雪山の総合力が問われる。
中央に、赤いウエアの登山者が見えている。
ピラミッドピークへ向かう先行者。
独標からは、一気にクライムダウン。 一旦、コルまで下って、
ギューーンと痩せ尾根を登っていく。
一つ目のピークを乗り越えて、
二つ目のピークへと登っていく。
ぎりぎりのコース取りである。
↑ ピラミッドピークと登山者とルート ↓
厳しい穂高の稜線である。
いくつかピークを乗り越えて、激しいアップダウンを繰り返す。
ピラミッドピークが近づくと正面に奥穂方面が望めるポイントがある。
辿ってきた縦走路を振り返り見る。
「ファイトー! 一発! リポ**ンD!」の世界である。
間もなくピラミッドピークに達する。
ピラミッドピーク登頂! 奥に見えているのが目指す西穂だ。
ピラミッドピークにて。 西穂~奥穂~前穂が一望だ。
次に目指すのは、厳冬期の奥穂高岳!(笑
笠ヶ岳方面の眺め
焼岳、乗鞍岳方面の眺め
六百山、霞沢岳方面の眺め
ピラミッドピークを後にする登山者たち。
ピラミッドピークからは、一旦急降下してから、再び雪稜を登っていく。
振り返ると際どい所にトレースが付いているのがわかる。
ルートファインディングしながら、トラバースしたり、
際どい部分を登り返したり・・・・・。
厳しいコースであるが、展望はすこぶる良い。 乗鞍、焼岳。
白山も背中を押してくれる。
笠ヶ岳とも並行して登っていく。
正面に、西穂を仰ぐ。 手前にふたりの登山者の姿。
縦走路を振り返る。 我ながら、すごいなぁと感じるコースである。
一段低い独標、ピラミッドピーク~そこから連なるギザギザの雪稜。
チャンピオンピーク(4峰)付近にズームイン。
視界不良時にルート取りを誤ると大変危険な部分である。
3峰に達する。 西穂高岳までもう少しだ。
チャンピオンピークを振り返る。 迫力満点だ。
3峰から辿ってきた縦走路を振り返る。
正面に見えるルート。左へ、トラバース気味に登っていくのが正解。
焦って、道なりに右へ入ってはいけません。
正面に、西穂山頂が視界に入ってきた。 ズームイン。
ギザギザの雪稜の縦走路を振り返る。 焼岳、乗鞍岳の展望もセットで。
西穂近づく。
西穂山頂がさらに近づく。
西穂山頂直下の急傾斜。難度の高い部分である。
夏道でも 山頂から嫌な下りのあの部分である。
上を見上げると、単独登山者同士、タイミング悪く登る人と下る人のすれ違い。
この部分では、危険度大である。
気の利くパーティはカモシカが登りきるのを待って、下山してくれた。
ついに憧れの厳冬の西穂高岳の山頂だ!
先行登山者が、皆、下山していったので 山頂は、カモシカを含めて3人だけ。
準貸切であった。
ここからの美しく、荘厳な山岳展望は、次のレポでたっぷりと!
「厳冬期 西穂高岳登頂 2日目ーB」 に続く。
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