カモシカさんの山行記録・旅日記etc.

山は心のふるさと。登山(アルプス~低山まで)・ハイキング・小旅行の気ままな記録です。

厳冬期 西穂高岳登頂 2日目ーA

2014-03-12 | 山行記録

 

 厳冬期 西穂高岳登頂 2日目ーA

     <独標~ピラミッドP~西穂直下まで>

 

   1日目ーB・・・・・クリックで振り返り

 

 快晴の朝であった! 雪ダルマに挨拶して、いざ、出発!

 

 山荘からほんの少し登ったところ。

 テン場、霞沢岳、上高地、乗鞍岳方面を望む。

 

 稜線に出ると 西穂、ピラミッドピーク、独標が青空をバックに手招きしている。

 

 丸山の手前で 御来光となった。 蓼科山~八ヶ岳がくっきり見えている。

 

 荘厳な山の夜明け。 凛とした空気の中に力強く太陽が昇っていく。

 

 早朝の雪稜は、実に美しかった。 遠く、前穂も見えている。

 

 昨日午後の視界不良の時とは、全く印象が異なる。

 

 朝日に輝く 新雪踏んで 明日は登ろよ あの頂きに・・・・♪ なんて歌いたくなるような眺めだ。

 目立つ三角のピークが、ピラミッドピーク。右の黒い塊が、独標。

 稜線手前のこんもりとした丘が、丸山。

 

 丸山山頂にて。 西穂、ピラミッドピーク方面の眺め。

 

 笠ヶ岳方面の眺め。

 

 たどってきた稜線、乗鞍、焼岳方面の眺め。

 

 乗鞍岳、焼岳にズームイン。

 

 丸山を後に 独標を目指して進みます。

 

 登りながら、正面の眺め。

 

 振り返っての眺め。

 

 回り込むようにして登っていく部分から。 だいぶ独標が近づいてきた。

 

 展望も良い。 白山、笠ヶ岳方面。

 

 笠ヶ岳~抜戸岳方面。

 

 笠ヶ岳アップで。

 

 弓折岳~双六岳~樅沢岳・・・。

 

 もうひと登りで、独標だ。

 

 真っ白なピラミッドピーク。 独標に、人が立っているのが見える。

 

 振り返る。縦走路と焼岳、乗鞍岳。

 

 独標直下。 雪と岩のミックスとなるので、慎重に登っていく。

 

 西穂高岳「独標」に登頂!

 

 独標にて。「独標」は「独立標高点」という測量用語。他にもあるが、「西穂独標」が際立って有名。

 代表して、 大木場ノ辻~錫杖岳~笠ヶ岳の眺め。 遠くに白く見えているのが、白山。

 

 天狗ノ頭、天狗のコル、コブ尾根の頭,奥穂~吊り尾根~前穂<3,090m>、

 明神岳(右へ第一峰~第五峰)、岳沢へ・・・。

 

 ピラミッドピーク、西穂、間ノ岳、天狗ノ頭、コル、コブ岩尾根の頭~ジャンダルム3163m・ロバの耳、

 奥穂~吊り尾根・・・

 

 乗鞍方面の眺め

 

 奥穂~吊り尾根~前穂~明神岳への眺め

 

 ピラミッドピーク、西穂、間ノ岳、天狗ノ頭・・・重なりの眺め

 

 西穂~奥穂~前穂の眺め

 

 吊り尾根~前穂~明神岳の眺め

 

 白山、大木場ノ辻~錫杖岳

 

 笠ヶ岳~抜戸岳~弓折岳~双六岳

 

 屹立するピラミッドピークへの岩稜。ルートを目で辿る。

 これからこのコースへ突入していく自分の姿をイメージしてみる。

 

 焼岳、乗鞍岳方面の眺め  大正池も見えている。

 

 乗鞍岳にズームイン

 

 展望と千晴

 

 

 ピラミッドピークにズームイン

 

 西穂にズームイン

 

 コブ岩尾根、ロバの耳、奥穂

 

 ピラミッドピークへ向かう先行者(左上)が見えます。

 

 独標にて。

 十分展望を楽しんだら、いよいよピラミッドピークに向かう。

 名だたる穂高の難ルートへ、いざ、突入!

 独標までは、多くの登山者が訪れる。だが、その先はアルピニストだけの世界。

 冬の西穂高岳登頂は、雪稜、雪壁、岩稜の登下降、トラバース、雪山の総合力が問われる。

 

 中央に、赤いウエアの登山者が見えている。

  

 ピラミッドピークへ向かう先行者。

 

 独標からは、一気にクライムダウン。 一旦、コルまで下って、

 

 ギューーンと痩せ尾根を登っていく。

 

 一つ目のピークを乗り越えて、

 

 二つ目のピークへと登っていく。

 

 ぎりぎりのコース取りである。

 

  ↑  ピラミッドピークと登山者とルート  ↓

 

 

 厳しい穂高の稜線である。

 

 いくつかピークを乗り越えて、激しいアップダウンを繰り返す。

 

 ピラミッドピークが近づくと正面に奥穂方面が望めるポイントがある。

 

 辿ってきた縦走路を振り返り見る。

 

 「ファイトー! 一発!  リポ**ンD!」の世界である。

 間もなくピラミッドピークに達する。

 

 

 ピラミッドピーク登頂! 奥に見えているのが目指す西穂だ。

 

 ピラミッドピークにて。 西穂~奥穂~前穂が一望だ。

 

 次に目指すのは、厳冬期の奥穂高岳!(笑

 

 笠ヶ岳方面の眺め

 

 焼岳、乗鞍岳方面の眺め

 

 六百山、霞沢岳方面の眺め

 

 ピラミッドピークを後にする登山者たち。

 

 ピラミッドピークからは、一旦急降下してから、再び雪稜を登っていく。

 

 振り返ると際どい所にトレースが付いているのがわかる。

 

 ルートファインディングしながら、トラバースしたり、

 

 際どい部分を登り返したり・・・・・。

 

 厳しいコースであるが、展望はすこぶる良い。 乗鞍、焼岳。

 

 白山も背中を押してくれる。

 笠ヶ岳とも並行して登っていく。

 

 正面に、西穂を仰ぐ。 手前にふたりの登山者の姿。

 

 縦走路を振り返る。 我ながら、すごいなぁと感じるコースである。

 一段低い独標、ピラミッドピーク~そこから連なるギザギザの雪稜。

 

 チャンピオンピーク(4峰)付近にズームイン。

 

 視界不良時にルート取りを誤ると大変危険な部分である。

 

 3峰に達する。 西穂高岳までもう少しだ。

 

 チャンピオンピークを振り返る。 迫力満点だ。

 

 3峰から辿ってきた縦走路を振り返る。

 

 正面に見えるルート。左へ、トラバース気味に登っていくのが正解。

焦って、道なりに右へ入ってはいけません。

 

 正面に、西穂山頂が視界に入ってきた。 ズームイン。

 

 ギザギザの雪稜の縦走路を振り返る。 焼岳、乗鞍岳の展望もセットで。

 

 西穂近づく。

 

 西穂山頂がさらに近づく。

 

 西穂山頂直下の急傾斜。難度の高い部分である。

 夏道でも 山頂から嫌な下りのあの部分である。

 

 上を見上げると、単独登山者同士、タイミング悪く登る人と下る人のすれ違い。

 この部分では、危険度大である。

 

 気の利くパーティはカモシカが登りきるのを待って、下山してくれた。

 

 ついに憧れの厳冬の西穂高岳の山頂だ!

 先行登山者が、皆、下山していったので 山頂は、カモシカを含めて3人だけ。

 準貸切であった。

 ここからの美しく、荘厳な山岳展望は、次のレポでたっぷりと!

 

 「厳冬期 西穂高岳登頂 2日目ーB」 に続く。

 

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