カモシカさんの山行記録・旅日記etc.

山は心のふるさと。登山(アルプス~低山まで)・ハイキング・小旅行の気ままな記録です。

厳冬期 西穂高岳登頂 2日目ーB

2014-03-14 | 山行記録

 

 厳冬期 西穂高岳登頂  2日目ーB

             氷雪の鎧を纏う峰>

  

   2日目ーA・・・・・クリックで振り返り

 

       憧れの厳冬期の西穂高岳に ついに登頂を果たす。

奥穂~ジャンダルム~西穂縦走への恒例の夏山コースだと おまけのピークのような感じがしていたが、

惚れ直しました♪

 「氷雪の鎧を纏う山」と形容される厳冬の西穂高岳は、期待を裏切らない山であった。

 吸い込まれるような威厳と美しさに満ちた雪山は、大自然の芸術そのものである。

 登頂当日は、静穏な安定した晴天で存分に360度の素晴らしい山岳展望を楽しむことができた。

 気温もマイナス20℃止まりで、まずまず。(強風に見舞われると体感温度はマイナス40°になることも)

 

    歓喜のカモシカ  厳冬の西穂高岳登頂 想い出のアルバム

 

 準貸切りの山頂で、静かであった。 混み合わない内に手早く数ポーズを撮影して頂く。

 

 

 

 

 

 また今度来る機会がきっとあるだろう。その時もこんな晴天であって欲しいものである。

 

 この先は、カモシカなしの純粋な山岳展望写真です。

 西穂山頂にて、たっぷり1時間。こんな山岳展望を堪能してきました♪

 

 白山の方向から時計回りにぐるりと・・・・。

 

 笠ヶ岳~抜戸岳

 

 弓折岳~双六岳~樅沢岳~槍

 

 槍ヶ岳~南岳~間ノ岳

 

 P1・赤岩岳・間ノ岳/奥穂と重なっている~吊り尾根~前穂~明神岳

 

 前穂~明神岳<1~5峰>~岳沢へ。  遠く、八ヶ岳、富士山、南アルプス

 

 岳沢~上高地  六百山・霞沢岳  遠く南アルプス~中央アルプス

 

 西穂山頂からピラミッドピークへの縦走路。焼岳、乗鞍岳方面。

 

 ズームアップ

 

 白山と大木場ノ辻~錫杖岳~

 これで一周。

 

 ここからは、ポイントにズームアップしながら・・・・・・。 大木場ノ辻~錫杖岳~笠ヶ岳方面。

 

 槍ヶ岳を中心に見た両サイドの雪山の広がりと高さ、奥深さ。

 

 槍~間ノ岳

 

 槍ヶ岳の穂先にズームイン

 

 厳つい間ノ岳

 

 前穂

 

 明神岳     (後方は、八ヶ岳)

 

 前穂~明神岳  <恒例の夏山、前穂から岳沢への急降下が懐かしい>

 

 この写真を見たあなたは、くしゃみをしますよ。 「ハックション!<白山>」 笑

 

 以下数枚、解説なしでご覧ください。 

 展望に魅せられ、この場を動くことができないカモシカの姿を想像頂けると幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 以下は、千晴と展望シリーズ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 次のパーティーが登ってきました。

  

    厳冬の西穂高岳山頂からの山岳展望、しっかり目に焼き付けました。

    名残惜しいですが、この感動を胸に下山にかかります。

 

 西穂山頂からは、一気下り。 往路では、振り返りみた景色を正面に見ながら辿ります。

 

 同じルートを戻るにしても 決して気は抜けません。

 

  さらば 厳冬の西穂高岳よ。 素晴らしい日をありがとう!

 

 山頂からの急降下も大変だが、この部分のトラバースもテクニカルコースだ。

 

 ピラミッドピークに立っている岳人を発見。「ポーズをお願いしま~す!」と叫ぶと

 大サービスのポーズで応えてくれた!

 都会ではありえない山ならではの和みの一風景♪

 

 ピラミッドピーク手前の痩せ尾根から西穂を振り返る。

 右側にカーブして張り出している雪庇、要注意です!

 

 ピラミッドピークから振り返る。

 

 吊り尾根~前穂方面をローアングルで。

 

 ピラミッドピークからは、乗鞍、焼岳を眺めながら、独標へと下っていく。

 

 「岳人」の表紙になりそうな写真が撮れました♪

 

 独標が大きく視界に入ってきました。 あと少し。。。

 

 されど、まだまだ気を抜くことはできません。 こんなピークも乗っ越してと。。。

 

 雪庇に注意しながら、岩稜を進む。

 

 独標まで もう少しだ。

 

 独標に戻ってきました。 再登頂!<都合今回の山行だけで3回の登頂だ>

 

 ここまで戻ってくるとホッとする。 以下、独標にての眺め <数枚>↓

 

 

 

 

 

 

 独標から丸山へと下山していく。

 

 独標手前までの岩稜とは一変。 白くなだらかである。もう丸山が見えた。

 

 丸山からピラミッドピーク方面を振り返る。

 

 笠ヶ岳方面の眺め。

 

 乗鞍、焼岳方面の眺め。

 丸山からはほんの少しで西穂山荘だ。

 

 まだまだ歩いていたい。 辿ってきたルートを振り返る。

 

 今回の山行を反芻しつつ、何度も何度も振り返る。

 

 正面に乗鞍岳が大きく見えるようになる。 ゴールは近い。

 

 西穂山荘に下り着く。

 

 無事生還! 今日も登らせてくれた山に感謝!

 

 下山のRWゴンドラの窓から。

 西穂よ さらば また来る日まで  ピッケル突き刺す 雪の道

 かえり見すれば  遠ざかる    まぶたに残る  笠ヶ岳

 

                              厳冬期 西穂高岳登頂<完>

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (やまとそば)
2014-03-19 07:34:02
おはようございます。
山頂からの展望は素晴らしいですね。
登頂した人へのご褒美でしょう。
返信する
Unknown (つばさ)
2014-03-19 11:05:26
歓喜が伝わってくるようなカモシカさんのポーズですね。
素晴らしい雪山展望が並びましたね。
ポーズで応えてくれた人は愛嬌ですね。これも山での出会いですか。

>「岳人」の表紙になりそうな写真が撮れました♪
本当に雑誌社に申し込んだら、表紙を飾る写真になるかもしれませんよ。
返信する
やまとそばさん (カモシカ)
2014-03-20 21:15:04
2月厳冬期、西穂の山頂で展望を得られるのはひと月の中でも数える程しかないそうです。あまりにも厳しい気象状況で引き返す人も多いと聞きます。そんな中で本当にラッキーな登頂と展望Getでした。
返信する
つばささん (カモシカ)
2014-03-20 21:24:19
1年に何回もピークを踏んでいる西穂ですが、厳冬期は初めて。久しぶりにヤッターという感じです。
夏山とは違う美しさの山岳展望には魅せられました。

>ポーズで応えてくれた人
自ら足を上げるという粋な計らいでした。遊び心のある岳人が多いですね。

山岳雑誌に売り込み!・・・採用されるのは夢ですね。笑
返信する
西穂 。。。! ! (多摩太郎)
2014-04-04 13:32:22
 こんにちは。
初めての訪問です。。。! ?

素晴らしい天気ですね。奥穂に前穂。。。こんな良い天気ばかりだと良いのですが。

山は時には大暴れします。

返信する
多摩太郎さん (カモシカ)
2014-04-05 21:10:26
多摩太郎さん、こんにちは。
おかげさまで、絶好の登山日和に登ることができました。
山が牙をむくような天気には、近づかないようにしています。
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