2007・8・24~26 槍穂の完全縦走後半
ナイフリッジの馬の背。高度感がたまらない。
岳沢~前穂~吊り尾根~奥穂~涸沢岳~奥穂~ジャンダルム~天狗岳~間ノ岳~西穂~焼岳~上高地へのラウンド。
「槍ヶ岳~大喰岳・中岳・南岳~大キレット~北穂~涸沢岳~白出のコル」まで来たところで前回は台風5号の影響で計画を断念し打ち切りにしたので、その続きである。
たった今帰宅したばかりなので、ダイジェスト版にもならないがかなり緊張を強いられるコースから無事帰還したので報告です。
大好きな穂高にまた逢えてよかった!スリリングな岩稜歩きのてんこ盛りに感動・感激の密度の濃い山行であった。
ジャンダルムのテッペンにて。 快晴の360度の爽快な大展望であった!
奥穂側から見たロバの耳、ジャンダルム。<一番奥の丸い岩峰がジャンダルム。>
ジャンダルムに辿り着くにはTOP写真の馬の背の稜線をトレースする。
大キレットのコースがとっても簡単に思えてしまうくらいスリルがあるところだ。
ジャンダルムを直下より見上げる。
ジャンダルムを直登するカモシカ。
山が生き甲斐 落ちれば死骸
鉄砲登りの 息づかい
怖い鎖場 のけぞりながら
汗は途絶えて 塩をふく
ガレよ岩場よ ジグザグ道よ
迫る岩塊 ジャンダルム
登りつめれば 俺より五尺
低い穂高が 足下<あしもと>に
★ダイジェスト&詳細は後ほど★
私は高所恐怖症のようです。
でもそれがたまらなく好きで通ってます!
本当に怖いのは高さではなく、後続者ですよ。
今回、不注意に拠る落石を受け間一髪で難を逃れました。
ジャンは迫力ありますね~
目をこらすと人の姿があるような
よく登る人があるものだと、常々思っています(´ω`)
私が岩岩を避けるのは↑この理由です^^;
初めて見たのは初心者の頃 奥穂に登った時。
その威圧感に圧倒されつつ、ジャンの頂に立つなんて夢のまた夢でした。
いろんな山を登るようになり、少しずつ段階を踏んでようやく歩けるようになった次第です。
初心者の頃は、奥穂から眺めるとテッペンに立っている人がいてびっくりしたものです。
そして更に目を凝らすとあの絶壁を登っていく人が小さく見えたりするわけで・・・。
何年も修行してようやくです。そして、病み付きになっていくわけで・・・。
確かに冷やりとします。
このコースだけは、決して奨めはしません。
でも、岩を触る山も少しずつかじってみるのは如何?
私にはまだまだ歩ける技量はありませんが、このコースからみえる景色。
いつか出会って見たいような。。。。
怖いような。。。。。
まずは自分を磨きます。
後編も蝙蝠のレポも楽しみにしています。
「奥穂の山頂からジャンダルムをみて、スゴイなぁ~~って思っていました」=私も最初はそうでした。
何年もかかってやっと踏み込むことができたコースです。
私は好きなコースだけど、難度は高いので出かけるには下地が必要です。
レポのUPは、今忙しくてアップアップしてます。
楽しみに待っててね!