両神山JOY
超満開のアカヤシオを愛でる♪
どうです、稜線のアカヤシオの見事な咲きっぷり!
コースタイムオーバーで歩きました。何度も立ち止まり、何度も写真を撮る。
見頃とか、満開とかの表現を通り越して「超満開!」としておきましょう♪
過去にも見頃を当てたな~!という年がありましたが、今回はそれ以上です。
花の密集度も高く、ハイグレードな花つき♪ 観応えがありました。
ドンピシャの1日を当てたようです。
アカヤシオ独特の紅色というか、上品なピンク色に終日包まれた山行となりました。
少し前の雪山の真っ白な世界と一転、鮮やかな、華やかな稜線歩きでした♪
山頂は狭く、アカヤシオは少ないです。山頂にシンボルの小さなアカヤシオがあり、
花はつけていましたが、ほんの飾り程度。
山頂に至るまでの稜線での様々な表情で咲くアカヤシオが、実に見事です♪
無常の「通行止」の看板! 登山口の駐車場までクルマで上がれません。
だからといって、ハイキングコースの日向大谷コースは利用したくないし、そこまでの運転時間も惜しい。
両神山は、八丁尾根を歩いてこその山であろう。
ならば、クルマを下において、下から歩いて稜線まで登ればいいじゃないか!
という訳で、多少いつもより歩行時間は長くなりましたが、恒例の八丁尾根縦走ルートです。
両神山は、人気の山ですが、
ご覧のように油断すると事故発生の極めて高い山でもあるので要注意です。
林道脇には、残雪があり 土砂崩れ、落石の痕跡多数。
沢も雪渓と化していました。
新緑の緑は清々しく、予定外の歩きもそれほど苦にはなりません。
山腹は、コバイケイソウやハシリドコロの群落で地味な登りですが、
八丁峠の稜線からは、
お待ちかねの「アカヤシオ」登場です!
イントロ部分は、いつもの咲き具合でしたが、歩みを進めるにつれ、クレッシェンドがかかる。
林道「通行止」のため稜線も、アカヤシオも貸し切りの縦走路!
稜線上からの展望も素晴らしい。 新緑に包まれた立体的な山並みが美しい。
八ヶ岳、浅間山、二子山、武甲山など顕著なピークももちろん見渡せます。
両サイド、アカヤシオは途切れることなく咲いています。
行藏峠にて
濃い色、薄い色。。 咲くタイミングや日当たり具合によって様々な表情を見せる。
西岳にてー1
西岳にてー2
西岳より東岳を望む。
写真ではよくわかりませんが、東岳の稜線ルートはアカヤシオの花で埋まっています。
ぽっ、ぽっと空中に浮かぶよう咲く様も趣がある。
険しい岩稜斜面にわずかに根を張り、健気に咲くアカヤシオ
今回は、アカヤシオが主役ですが、八丁尾根ルートは、多数の鎖場のあるルートです。
遠くから両神山を眺めるとギザギザの鋸歯状の稜線のアップダウンはこれ。
今年もアカヤシオを愛でることができて幸せ♪
東岳にてー1
ここのベンチでようやく休憩していた登山者に会う。
東岳にてー2
色鮮やかなアカヤシオのトンネルは、ゴージャス! 圧巻!
東岳より前東岳と両神山<本峰>を望む
河津桜と同じで、初々しい花は、色合いが濃い♪
今年の樹は、花の密集度が高い。 観ごたえがありました。
快晴の両神山山頂に立つカモシカ
雲取山、富士山、笠取山、甲武信、金峰山、御座山、八ヶ岳、北アルプス、浅間山、荒船山、妙義山、
谷川方面、日光白根、男体山方面、筑波山etc.・・・著名なピークが数多く捉えられる。
これぞ、アカヤシオ! これぞ、旬の両神山! 両神山JOY!
今回の山行記録は、特筆すべき内容として超満開の「アカヤシオ」を中心にまとめました。
↑ クリックで参照してみてください。
一気に雪山から春の山ですね。
最高の花日和だったんですね。
両神山が、こんなに見事に咲くとは知らなかったです。