カモシカさんの山行記録・旅日記etc.

山は心のふるさと。登山(アルプス~低山まで)・ハイキング・小旅行の気ままな記録です。

二子山 <岩稜に遊び 新緑に癒される♪>

2014-06-01 | 山行記録

 

   二子山

            岩稜に遊び 新緑に癒される♪

    

     赤ライン=上級者コースを登る! コンパクトながら、手強いコースだ。

    70~80度と言われているクサリ無しの岩壁をダイレクトに攀る。

   (一般コースは、格段に易しい初心者ハイキングコースで その差が大きい。)

 

 東岳から望む西岳。上級者コースは、この岩垂壁を直登するのだ。

 奥穂に登ったことがある方なら、そそり立つジャンダルムとよく似ていることがお分かりでしょう。

  

  東岳から望む西岳。

  

    西岳上級者コース登攀中に望む東岳。              

 

 西岳のピークを通過した後、西岳を振り返る。
 

           

            縦構図で、屹立する西岳の迫力の姿。

 

  魚尾道峠を過ぎ、坂本への下山中に振り返り見た西岳と東岳。

 

 股峠にある「急告!!」の看板。

 

 西岳の岩壁をアップで。

 

 上級者コースには、一本もクサリはありません!

 

 新緑が輝く美しい山であることも、私がこよなく愛するポイントである。

 

山の解説:

二子山(ふたごやま)は、埼玉県秩父郡小鹿野町にある山である。群馬県多野郡神流町との境界に近い。石灰岩からなる岩峰である。西岳(1,165.8m)と東岳(1,122m)から成る双耳峰。ロッククライミングの登攀の対象とされている。

 

 複数回登っている山だし、さわりだけのダイジェスト版で、終わりにしてもいいのですが、、、、、。

 たくさん写真を撮ったし、楽しい出会いもあったので、

 毎度のコースですが、記録としてまとめておきます。

 

 

 

 坂本の登山口。登山者カウンターが設置されました。

 坂本~股峠~東岳~股峠~西岳~魚尾道峠~坂本の毎度のラウンドコースです。

 

 沢伝いの急登を終えると新緑の森を緩やかに登ります。

 

 木々の間からは、昨日登った両神山が見えます。

 頭上は、フレッシュグリーンの新緑のシャワー♪ 足元には、小さな花が何種類も咲いている♪

 

 ワチガイソウ

 

 チゴユリ

 

 股峠手前50mくらいにニリンソウの群生地。

 

 ニリンソウ

 

 股峠にて

 

 先ずは、東岳から攻めましょう。

 

 登り始めてすぐ、一部、難所あり。

 

 東岳を登る途中で、西岳を眺望する。ーA

 

 Aの左に広がる新緑の山岳展望。

 

 アップで見ればお分かりですね。両神山八丁尾根ルート♪

 

 新緑の海に浮かぶ東岳のピークを目指して進む。

 

 ルートは痩せ尾根。その下には、新緑の山なみが広がる。

 

 

 

 

 新緑が清々しい! 生命力あふれる新緑が、紅葉より好きなカモシカ。

 

 東岳のルートは、新緑の木々に覆われているため、歩いているとそれほど高度感は感じませんが、

 西岳側から眺めると、かなり際どい部分も登っています。

 

 フデリンドウ

 

 イカリソウ

 

 岩稜ルートと西岳を振り返り見る。

 

 東岳山頂にて

 

 ちょっと渋い山頂です。360度の展望とはいきませんが、

 

 両神山方面の展望は秀でています!

 

 バリエーションに入ります。

 

 足下は、新緑の森のため それほど高度感を感じませんが、なかなかの場所です。

 初代:千晴の滑落場所。

 

 バリエーションピークは、お気に入りポイント♪

 以下、ぐるりの展望♪ これが、新緑だ~!の360度の緑に包まれる!

 

 

 

 

 

 爽快なバリエーションピークで展望を楽しんだら、西岳を目指します。

 

 ルートを戻りつつ、東岳を振り返る。

 

 再び、股峠から反対側の西岳に向かう。

 

 

 実際のコースは、一般コースしか案内が示されていません。

 上級者コースに入るには、ルートファインディング必要です。

 

 上級者コースの取り付きです。 ここで自分の技量では?と不安を感じるようなら潔く止めておくべきです。

 

 

 上級者コースからでしか眺められない東岳のレアな姿。 新緑がまぶしい。

 

 山頂部にズームイン。

 

 痩せ尾根のルートにズームイン。

 離れて眺めると、結構なルートを進んでいたことがわかる。

 

 70~80度と言われるが、感覚的には垂直に登っていく感じです。

 ホールドはしっかりしていますが、背中がぞくぞくする感じは、ジャンダルムの直登と似ています。

 「山が生き甲斐  落ちれば死骸  鉄砲登りの息づかい♪」の世界である。

 

 鎖が設置されていた部分の金具だけが寂しく残っている。

 

 さらに登った地点から、新緑に包まれた東岳を望む。

 

 爽やかな 緑の風に  岩陰の リンドウ揺れて ひと時の心を癒す・・・・♪

 

 上級者コースを登りきって、西岳の稜線上に飛び出す。

 

 輝く新緑の谷を見下ろす。高圧鉄塔が、あんな下に見える。

 

 西岳の岩稜の縦走路を眺める。

 

 先行している登山者にズームイン!

 

 向こうのピークにも一人いるなぁ~。

 この高度感、楽しい縦走路であることがお分かりですね♪

 

 新緑

 

 ?スミレ

 

 フデリンドウ

 

 東岳~西岳にかけても両神山方面お展望は見えっぱなしです。

 

 一般ルートとの出合。一般ルートから来た二人を上から見下ろすカモシカ。

 「上級者コースから来たんですか!」と目をまん丸にしていたお二人。

  

 まだ後続のお仲間がいました。地元埼玉県のサークルだそうです。

 底抜けに明るい「サイタマーズ」との出会いでした♪

 

  サイタマーズのアイドルとツーショット♪

 

 各種ポーズの写真を撮りっこしているサイタマーズを残して、西岳を目指して岩稜を行く。

 

 上の写真の右端に注目! クライマーが登ってきます!

 

 西岳のローソク岩側(二子山中央稜アルパインルート)は、クライミングゲレンデにもなっています。

 

 二子山西岳山頂にて   快晴の空と両神山。

 

 展望を楽しんでいると

 

 賑やかなサイタマーズが追いついてきて、山頂をジャックされた。 笑

 

 西岳から魚尾道峠への縦走路を眺める。

 まだまだ気の抜けない岩稜の縦走路が続く。

 

 足下を覗く。 新緑の中にそそり立つのは、ローソク岩だ!

 

 ローソク岩を登るクライマーを真上から捉える。

 

 コース終盤、魚尾道峠に向かうサイタマーズ。

 

 さながらミニ穂高♪

 

 

 

 

 難所をクリアするアイドルseikoちゃん♪

  

 余裕のカモシカ♪                       後方に見えているのは、西岳。

 

 縦走路から振り返り見た西岳。

 

 

 さらに進んだ所から、西岳を振り返り見る。

 

 進行方向の縦走路を見る。

 

 まだある急な下り。

 

 木々に覆われてきたが、まだ岩稜は続く。

 

 再び、西岳を振り返る。

 

 左に、東岳。 その後方に薄らと武甲山が見えている。

 

 新緑に輝く両神山八丁尾根の眺めは、終日見えっぱなし。

 

 両神山八丁尾根の東岳と西岳。

 

 東岳、西岳と  手前は、ローソク岩。

 

 縦走路前方の白く見えている台地のようなのは、叶山。

 石灰岩の採掘で山頂がなくなった。

 

 魚尾道峠に向かって下っていく。

 

 岩場最後の下りは、7~8mのクサリ場。

 しばし、植林帯の中を下るが、すぐに明るい新緑の散歩道へと変わる!

 

 

 

 

 西岳と東岳を振り返り見る。

 

 前方には、両神山の眺め。

 

 登山者を見送るように、ずっと見えている二子山西岳~東岳。

 

 本日の縦走コースが、一望できるのも余韻に浸れてよい。

 

 標高を下げていくと さらに柔らかい新緑がフレッシュグリーンのシャワーとなって降り注ぐ♪

 

 

 

 

 

 ゆっくり歩きたい道だ。

 清々しくて、幸せな気分になってくる♪

 

 新緑の森を抜けていく。

 

 岩稜帯とは、真逆の世界だ♪

 

 緊張感もあった山行のフィナーレは、

 フレッシュグリーンに包まれて、何度も深呼吸♪

 スパイシーな岩稜歩きと清々しい新緑の山。 これぞ、カモシカ・マイ100名山♪

 

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