ホロンボ・ハット滞在
ポーターの用意してくれたお湯で顔を洗ってお目覚め。
今日は高所順応をかねて、ホロンボハットに滞在。ゼブラロックまで軽いトレッキングです。
第7日目
ホロンボ・ハット~キボ・ハット
今日は約6時間かけて、キボハットへ向かいます。
キリマンジャロが近くなり、逸る(はやる)気持ちを抑えます。ポレポレ!
登山者の性(さが)、少しでも高いところに登りたいのダ!
キボハットに到着(4,703m) さすがにここまでくると空気の薄さが実感できます。
水分をしっかり取ること、深い呼吸を心がけることが高山病予防の第一です。
登頂を控え、明るいうちからシュラフにもぐりこみます。
第8日目
キボ・ハット~キリマンジャロ山頂~キボ・ハット~ホロンボ・ハット
深夜、ほとんど眠れずに起床。凍えるような寒さの中、ヘッドランプの明かりを頼りに山頂を目指します。
いきなりザレた急登で一歩一歩に呼吸が乱れますが、確実に歩みを進めます。
ギルマンズポイント(5,682m)の手前で雲海から太陽が昇りました!
ギルマンズポイントから広大な火口が広がっているのを目にすることが出来ます。
ここからさらにキリマンジャロの最高地点ウフルピークを目指し、重い足を進めます。
稜線上に出ると大迫力の景観が目に飛び込んできました。
温暖化により縮小したとはいえ、間近で見る氷河の迫力は凄い!のひとこと。
出発から約9時間をかけようやく山頂、ウフルピーク(5,895m)に到着。
アフリカの最高地点に立てた感動に、しばしズッポリと浸ります。
登りに比べ降りの何と早いこと!砂礫帯の砂走りを、まさに駆け下ります。
2時間弱でキボハットについてしまいました。一休みの後、一気にホロンボハットまで下ります。
午後3時半過ぎ、ようやくホロンボハットに到着。長い長~い1日でした。
第9日目
ホロンボ・ハット~マラング・ゲート~アルーシャ
今日は登山最終日。マラングゲートへ下山し、アルーシャのホテルに向かいます。
だんだんと遠ざかるキリマンジャロを、名残惜しく振り返り・振り返り、下山します。
樹林帯に入りキリマンジャロが見えなくなるとスピードアップ。約5時間ほどでゲートに到着。内緒で真っ先に売店に行き、キリマンジャロビールを買い、一人で乾杯!
登頂証明書をもらい、6日間サポートしてくれたガイド・ポーターたちがキリマンジャロの歌で見送ってくれました。本当にみんなありがとう!
車に乗って少し走ると、車窓からまたキリマンジャロが見えました。
山頂の氷河が一段とが大きく、白く輝いていました。
アルーシャのホテルに着き真っ先にやりたかったのが入浴!6日間の汗とホコリを洗い流し生き返りました。そして夕食では、ツアーの仲間と健闘をたたえあって乾杯!久しぶりにたっぷりとビールを飲みました。
おかげで夢も見ずにバク睡でした。
第10日目
アルーシャ~ンゴロンゴロ自然保護区(ソパ・ロッジ)
今日は、有名なンゴロンゴロ自然保護区のサファリです。
ヌーの群れが印象的でした。
第11日目
ンゴロンゴロ自然保護区~マニヤラ湖国立公園~アルーシャ~キリマンジャロ国際空港
マニヤラ湖国立公園でもサファリを楽しみました。
サファリの後アルーシャヘム向かい、市内の中華レストランで最後の夕食。
空港へ向かう車窓からは夕焼けのキリマンジャロが別れを惜しむかのようにその姿を見せいました。
第12,13日目
アムステルダム~成田
スキポール空港では乗り継ぎ便待ちのため数時間あり、ツアーリーダーがアムステルダム市内を少し案内してくれました。訪れたのは花市場とゴッホ美術館でした。どちらも多くの観光客でにぎわっており、日本人の姿も多く見られました。
今回のツアーは、体力的には自信があったものの高山病に対する不安を抱えながらの参加でした。しかしツーリーダーの適切なアドバイスで無事山頂を踏むことが出来ました。
皆さんの中にも「行きたいけどちょっと不安だ」という人もいると思います。そんな方は是非ツアー担当者に相談してください。きっと夢が叶うと思いますよ!
※その他の写真はピカーサウェブアルバムでご覧ください! ↓
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