皆さん大変大変ご無沙汰しております。
前回記事から何と一年半もたっていました。
時間は有り余るほどあるものの、先立つものがないのでほぼ冬眠状態でした・・・・。
そんな時富士山に行くという誘いを受け、現在の体力を確認するにはもってこいだと思い参加させていただきました。
二十数年前に一度登ったきりで、今回は二回目の挑戦です。
メンバーは、今年50歳になる(なった)、おやじ6人のグループ。
名付けて around 50
多少不安を抱えてのスタートとなりました。
山行日:2011.9.10(土)~9.11(日)
須走口登山道
駐車場は満車。係員の指示でPのかなり下の道路に路駐。
登山口手前の菊屋で名物のキノコうどんで腹ごしらえ。
いよいよ登山スタート!
初日
登山口(古御嶽神社) 11:17 頃発 標高 2,000m
新六合(2,460m)までは針葉樹林の中を進みます。
本六合目(2,700m)を超えると荒涼とした砂礫の山腹が広がり、傾斜もややきつくなります。
不安定な足元に気をつかいながら、一歩一歩黙々と歩みを続け高度を稼ぎます。
本日の目的地大陽館(7合目 2,960m)に到着。 14:50 頃
宿泊の手続きを済ませ、小屋前のテラスで乾杯!明日の成功を祈ります。
この時期ならすいているだろうとの甘い期待は裏切られ、一畳に二人、通路にも客が寝ているというひどい状態のなか、眠れぬ夜をひたすら耐えます。
二日目
大陽館 3:45分 頃 発
月に照らされた富士山の影と、満天の星空のもと、ヘッドランプを付けて頂上を目指します。
本七合目(3,250m)あたりで東の空が明るくなり始めたので、ここでご来光を迎えることにしました。
冷たい風に耐えながらじっと東の空を見つめていると、雲海のかなたから一条の光が差し込み、あっという間にオレンジ色の球体が浮かび上がり、富士山の山腹を赤く染め上げます。
そしてもちろん私たちの体にもエネルギーを注ぎ込んでくれます。
太陽に元気をもらいさらに進みます。
八合目(3,350m)、本八合目(3,400m)、八合五勺(3,450m)、九合目(3,600m)
と亀のようにのろのろと、しかし確実に頂上を目指します。
そしてとうとう須走口(吉田口)山頂の久須志神社に到着!
久須志神社(3,740m) 7:30 着
ここで、宿で用意してもらった弁当の朝食。
冷え切ったご飯でしたが、隊長が用意してくれた、豚汁のおかげでおいしく食べられました。さらにミルクティーとスィーツまでいただき体も心もあったかです。
隊長ありがとう!
久須志神社(3,740m) 8:30 発 お鉢めぐり
反時計回りで、お鉢めぐりをし、富士山の最高地点を目指します。
迫力のある火口の地形が眼前に迫ります。
また天気も最高で、二十数年前に来た時には見ることのできなかった、山頂からの展望も堪能することができました。
日本最高峰・富士山剣ヶ峰山頂(3,776m) 9:15 着
須走下山口 10:25 発
七合目大陽館 11:30 着 12:00 発
古御岳神社 14:05着
下山道は、ひたすら砂礫の中を下ります。
言うことをきかなくなった足をフラフラしながら、だましだまし進め、何度も何度も立ち止まっては進むという繰り返しでした。
苦行のような下りも古御岳神社の鳥居が見え、ようやく終わりました。
6人全員登頂成功・無事下山!
登山前にも立ち寄った、菊屋で遅い昼食をとり、日帰り温泉で汗を流し、ノンアルコールビールで乾杯!タイヘン充実した二日間でした。
メンバーの皆さん大変お世話になりました。ありがとう!
これからもよろしくおねがいします!
アラウンド50 万歳!
ログデータ
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