読書ノート  

主に都市、地域、交通、経済、地理、防災などに関する本を読んでいます。

富山は日本のスウェーデン~変革する保守王国の謎を解く 井出英策2018  

2019年02月06日 | 社会
 保守王国と言われてきた富山県では、社会民主主義、福祉国家のスウェーデンとよく似た、素晴らしい「日本的北欧型社会」が実現しているかのようだ、というのが本書の問いかけ。 富山の何が素晴らしいかというと、高い1人当たり県民所得、ワークシェアリング的な雇用環境と女性が働きやすい仕組み、公教育への高い信頼、独居老人の少なさなど。(感想) 北陸を賞賛する本がここ数年続けざまに出ているが、富山をスウ . . . 本文を読む