(講演から学んだ、刺激を受けたこと)・2019年は(旧)都市計画法、道路法、建築基準法の制定100年に当たる。・日本の都市形成史は、江戸時代の城下町は徒歩を前提としてつくられたが、明治期は町から離れて駅が設置され、戦後は道路沿道に市街地が拡大した。都市と交通は必ずしも一体的に考えられてこなかった。・1919旧都市計画法を担当した池田宏は『都市計画法要論』において、道路河川港湾衛生鉄道通信等の割拠主 . . . 本文を読む
仕事が一段落したこともあり、それほど期待せず、気分転換と何かのインプットを求めて行ったシンポジウム。予想以上に良かった。
小田切徳美(明大)講演
・国勢調査の個票分析をしたところ、大都市からの移住者が増えている過疎地域が増加した地域が増えている。特に西日本の県境地域で田園回帰が起きている。
・都市の若者の農山漁村移住願望が増大している。20~30代女性の過半は子育てには農山漁村が適していると考 . . . 本文を読む
2月1日 福岡市や福岡経済同友会が主催するシンポ「東京一極集中と本社機能の地方移転を考える」
印象に残った発言
片山善博 元総務大臣 基調講演
・東京一極集中是正のかけ声と裏腹に、現実には一極集中が進行してきた。原因の一つに、官僚も政治家も司法もマスコミも東京・首都圏に住み東京中心に物事を考えている。だから新幹線も東京から放射状にできて、北陸は関西とつながらない。
・「地方創生」で中央が号令をか . . . 本文を読む
パネリスト発言で興味深かったこと
・人口減少・高齢化問題に関し、人口増加率と1人当たり成長率とは相関関係ないという意見と、既得権に守られ変化を嫌う高齢者が多くなり若い力を封じ込めイノベーションを阻害するという意見があった。
・経済成長率と大都市圏への流入には以前は相関があったが、バブル崩壊以降、東京流入増えても成長率は低いまま。
・外国人材の活用について、入管は「高度人材」であれば通すので、雇用 . . . 本文を読む
日本災害復興学会を土曜日のみ傍聴
仕入れた知識と感想
1 日本の災害復興のベスト5は、①北但馬地震城崎温泉、②函館大火、③広島戦災復興、④酒田大火、⑤中越地震山古志村、だそうだ。
城崎温泉の成功要因は、全町民大会を開き、住民が一つにまとまったこと、関東大震災の2年後で優れた専門家のアドバイスを得たことなど。復興のために最も重要なことはプロセス。
それから、阪神・淡路復興は最も詳しい先生から選 . . . 本文を読む