ふつうこの手の本は建築史専攻の大学の先生か、そうでなくとも建築家が著者のどちらかだったりするのだが、この本はあえて2人の小説家による、明治から大正にかけての名建築探訪記。大阪、京都、神戸、横浜、東京、そして台湾。 読んだ後、もう一度めくって気づいたのは、万城目は質問と感想担当、一方、門井の方は建物ができた経緯やスポンサー、設計した建築家の人物像、建物の設計コンセプトから細部のデザインまで調べ . . . 本文を読む
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