読書ノート  

主に都市、地域、交通、経済、地理、防災などに関する本を読んでいます。

『メガリージョンの攻防』  細川昌彦

2009年08月25日 | 国土・都市(国土政策局・都市局)
1年前に出版された本。  リチャード・フロリダ、マイケル・ポーター、トーマス・フリードマン、大前研一などの意見を日本の地域政策に投影するとこういう本になるのだろう。 地球規模での地域間競争の時代が到来した今日、都道府県の壁を超えて広域的な地域が一つになり、企業を呼び込み、創造的な人材をひきつけ、競争力を高めるために何が必要かについて、非常にうまくまとめられている。 第1章 なぜ、地域間競争なの . . . 本文を読む

郊外の社会学 若林幹夫

2009年08月25日 | 社会
第1章 虚構のような街多摩NTベルコリーヌ南大沢に代表される新しいタイプのニュータウンには、現実から浮いた感じの虚構性がある。都市空間のディズニーランド化が住宅地にまで浸透。第2章 この立場なき場所  金属バットから酒鬼薔薇まで 建築じゃない住宅第3章 郊外を縦断する  つくばエクスプレスに乗って 青い郊外と白い郊外第4章 住むことの神話と現実第5章 演技するハコ第6章 郊外化の終わり?郊外育ちの . . . 本文を読む