deuter Race EXP Air(ドイター レース EXP エアー)
自転車乗りでバックパックを考えた事があるなら、知らない人は居ないって位に有名なバックパックじゃないでしょうか。Deuter Aircomfort FlexLite System(ドイターエアコンフォートフレックスライトシステム)という湾曲した骨組みとメッシュ構造で、荷室と背中の間に空間が出来るのが最大の特徴。EXPはエクスパンダブルの略で、ジッパーオープンで+3L容量UP出来る仕様。現行モデルは870gで、骨組みの仕様が変わって前モデル(970g)より少し軽くなったみたい。
deuter Raceシリーズは3兄弟。10L/12L/12+3Lと近いサイズで3種類も展開って、凄いなぁ。ユーザーとしたら嬉しいデスねェ(゜-゜)
Race EXP Air(870g/12+3L/Deuter Aircomfort FlexLite System)
Race X(600g/12L/Deuter Airstripes System)
Race X(560g/10L/Deuter Airstripes System)
私が買ったのはRace EXP Air(black-white)。
10LのRaceと比べると一回り大きい。Raceの方は背面システムが異なるのと、EXP(+3Lの拡張機能)とメットホルダーが付いて無い。シンプル・イズ・ベストって考えるとサイズ的にはRaceで十分でしたが、「オールマイティーにしない＝ある程度の容量が欲しい」って方向性と、「メットホルダー標準」「Deuter Aircomfort FlexLite System(ドイターエアコンフォートフレックスライトシステム)」に惹かれてRace EXP Airの方にしました。本当は、他の方のBlog で紹介されていたcompact AIR EXP 10が第一候補だったのですが、何処にも売ってなくて無理っぽい。deuter japanには載っていないので日本での販売は終了してしまったか、元々設定が無かったのか、こっちは何処かにあれば今からでも欲しい(笑)
Deuter Aircomfort FlexLite System(ドイターエアコンフォートフレックスライトシステム)
正面から見ると結構大きいのですが、横から見ると意外にスリム。私は大柄な方なので背負った感じ(見た目的に)ではコレくらいで丁度良い感じ。 形状は流線形で良く考えられているように思います。店頭で何度もエアバイクして鏡を確認する姿は、異様だったかもしれません(笑)
12Lの荷室は一箇所のみで、中は主スペースと内側(背中側)スペースの二分割。前モデルでは蓋側の裏に設けられていたメッシュポケットは現行版には無くて、内部はいたってシンプル。メイン荷室のチャック耐久性が微妙なんてレビューが散見されたので、負荷が掛からない様に改善されたのかも(って、プラス思考で)。
独特な背面システムなのでイメージほど入らない。とは言いますが、それなりに入ります。薄手の秋冬用ジャケット、眼鏡ケース、財布、デジカメ(コンパクト)、煙草、タオル、レジャーシート、携帯食等々、普段持ち運ばない物も詰め込んで出掛けてみましたが、これ位は楽勝。更に出先で500mlのペットボトル2本、350ml缶1本を追加してもまだ平気。沢山詰めても背負い心地が大きく変わらないのは本当に素晴らしい(゜-゜)
続いて、細かい部分の仕上げなど。
メイン荷室のジッパーはボタン付き。そうそう開いてしまうなんて状況は考え辛いけど、あったら安心ですね。
フロントポケット。ソコソコ大きめなので、使用頻度が高そう。内部はメッシュポケット二つ、ジッパー付ポケットが一つ、オレンジの紐は鍵の持ち歩き用(かな?)。
サイドメッシュポケット。輪行時にボトルゲージやツール缶を入れておくのに便利。ってか、その為のポケットなのかな。
底面は丈夫な生地で補強。一番下の底部にあるポケットには黄色いレインカバーが収納されています。これが荷室内の荷物に対して良い感じのクッションになっている。
レインカバーの一つ上はヘルメットホルダーの収納スペースで、これの有無も購入の決め手。別売りのメットホルダーがありますが、そちらはスキー用を想定しているみたいで付属品とは少々仕様が異なるみたい。
EXP(エクスパンダブル)で+3Lを解放した状態。劇的な容量UPではありませんが十分に効果的で、イメージ的には厚手の冬用サイクルジャケットが追加出来るくらい。
EXP(+3L)ジッパーオープン、フルサイズでの荷室開放状態。
早速江ノ島まで試走。片道30km、往復60km程背負ってみた感想は…。「背負うことに慣れていない」(笑)
きっと良いバックパックなんだと思いますが、それでも背中に何か乗っているのは間違いない。背負い心地は店頭で色々なバッグと比較して決めてますから承知のハズ。ただ、実際乗って漕ぐのとはまた違います。他のバッグと比較すればそれは素晴らしいと思うのですが、それでも背負うこと自体に慣れていないので違和感があります。何だろう、特に背中下部から腰の辺りに当たる下部の背面パッドの位置がしっくりきてないのかな。ショルダーベルトの長さが定着して背負い慣れれば印象はもっと良くなりそうデス。背負い心地は、本当に良い。飛ばすときもノンビリ走るときもライディングを阻害する印象は全くありませんでした。
オールマイティーなら、現行品だとCompact Lite 8(コンパクトライト8)が好印象。8Lと容量は少ないですが、小型軽量でメインとサブスペースが分かれていて、それぞれが使い易そう。特にサブスペースには収納スペースが沢山設けられていて良さ気。今回は他に小さいヤツも買っていて手持ちのポケッタブルと合わせて用途別の体制は整いましたが、deuter、みんな良いですねェ(゜-゜)
詳しく丁寧で尚且つ分かりやすいレビューは流石ですね。(^_^)
見た感じそれ程変わってない様に思っていましたが改めて見ると、私が買った頃の物からは色々と変更されていますね。
コメントを頂いた時にexp10よりもレースexpAIRの方が背負った感じは良いと言いましたが、新しい物はどちらも腰の辺りのパットが同じような形状なのでこれならそれ程違いはないかも知れませんね。
このふっくらした感じが少し気になる所ですが、長時間背負っていると意外にも慣れてきて、もしかしたら腰の辺りを押すことで指圧効果の様な感じが、疲労軽減になるかも…なんて思ったりもします。
それと、両サイドのメッシュのポケットは縁の部分が伸縮素材でできていますが、これが結構伸び切るのが早いのでボトルなどを長時間入れておくのは要注意かと思います。
因みに縁の部分は二重になっていますので、私はゴム紐を通して対応しています。(^。^)
ふじしんさんのBlogを参考にさせて頂いた様に、誰かの参考になればと頑張ってみました＾＾
まずは背負い慣れることかなぁ～と思っています。背負い心地は、リュックの概念が変わりました(笑)って大げさですが、自転車でも通勤でも、とにかく普段から背負ってないので結構感動しました。
サイドポケットは、とても参考になります。ゴムですから、それは伸びますよね。ですが、何かしら対策を知っていると安心出来ます。
ありがとうございます(^^)/