自転車と車中泊

車載で遠方へ、そして車中泊。拠点を探さないといけませんしその場所に戻らないといけないって制約がありますが、宿泊代と移動手段を気にせず予定を立てられるのが最大のメリット(゜-゜)

日帰りプランでも電車が苦手で車移動が多い私の場合これからもありそうなパターン。前回四国行きの際に数泊やってみましたが、次への参考となるように書いておきます。

この大きさにパッキング出来るのはフォーク抜きでコンパクトに出来るランドナーならでは。ロードだと、そもそも今回の仕様(軽自動車に車載して就寝スペースも設ける)では無理だったかもしれない。※次はロードでもやってみようと思います。

寝床は助手席側。

ワゴンR(H25年式/スティングレー)の場合は、前方に倒した背もたれの裏に板を一枚(タオルで包んでいます)。コレを置かないと、シートが沈んでしまいマス。

底の強度が確保できたら、お手製のマットを敷きます。適当なサイズに切ったダンボールの上に、キャンプ用のマットを貼り付けました。厚みや大きさはお好みで。今回は家にあったものを使いましたが、ホームセンターで探してみると快適なマットが作れるかもしれない。

細かい高さや隙間は現地調整で何とか。

枕は、何かカバンに荷物を詰めても良いでしょうし、私は普段家で使っているmy枕を持参♪

本当に寝るだけ想定、または運転席に座ってスマホ弄ったりってくらい。なので、ブラインドは適当に(笑)

そうは言っても何泊かする予定だったので室内のサンバイザーやアームレストに洗濯ロープをグルリと張って、どの位置にも何かをかけられる用にしました。なので、洗ったタオルやらシャツやらが目隠し代わり。リアはスモークなので夜はまず見えません(室内で灯りをつければ見えますが)。どれどれ？って覗けば見えますが、そんな人はフツーはいない。心配なのはパーキングエリアなどで近くを誰かが通った際に偶然見えちゃったパターンで、目でも合おうモンならちょっと気まずい。それが無い程度に目隠し出来ていればOK。そもそも一泊だけなら助手席側にハンガーでTシャツでもかけとく程度かな…。

自転車の方は、寝床の邪魔にならないように運転席の後ろスペースに。移動中に倒れないよう、リアのハンドレスト両側に輪行用のバンドを通し、両側から引っ張るように固定。車体の方は中央のフレーム(ダウンチューブ上部)と片側の車輪に回して緩まないようにしましたが、絶対に倒れないくらいの安定感がありました。

リアのエンド金具を使っていませんので、念のため、エンド側の足元には寝床と同等の緩衝材。

こんな感じ。この秘密基地な感じ、男心をくすぐったり(しないか…)。この時は元々仕事のついでだったので、自転車以外の荷物(着替えや資料等々)も多かった。

座って過ごすときは運転席(しか、ありません)か、小さい椅子＆テーブルで車外。寝るときは助手席側に作った寝床。私は身長180センチ、体重70kg、ごく普通の体型ですが、真っ直ぐ伸びても前後には少し余裕がある位で寝返りも出来ます。ただ、横幅もある方となると、どうでしょう。

今回は初めてなので色々持っていきましたが、7割使わない物が多かった。次に機会があればもう少し良い準備が出来ると思います。寝床を如何に平(たいら)にするかが快/不快の分かれ目で、そこは素人にも随分工夫の余地が有りそう。軽自動車なので二人+自転車二台なんてアベックプランはチョット無理(笑)

これからの時期は寒さとの闘いになるでしょうから次は来春以降かな。でも車中泊は私的に悪くなくて、外系・野宿系はちょっと…、ってタイプでなければ一考の余地有りかと(^^ゞ