ケメコ通信ブログ版Ⅲ

みなみ西陣のおっさんのひとりごと

第30回イケメンツアー醍醐の花見①うっ!うっ!うめぇぇぇぇ!

2008-04-13 07:29:18 | グルメ
「ダイゴは第一でも第二でも第三でもなくダイゴやなぁ」と
呼び名のイントネーションが気になる埼玉から参加の松田さん

昨日は第30回のイケメンツアーでした。
喰らうまちは秀吉の醍醐の花見で有名で今日
「豊太閤花見行列]」が開催される京都市の東南、醍醐地区

でも今回は困りました。
ケメ通でも何度か書きましたがネットでなんど検索しても
醍醐地区にはラーメン屋さんが見つかりません。

確かにソトカン(外環)とよばれる幹線道路沿いには
チェーン展開のデッカイラーメン屋さんはあります。
しかしイケメンツアーはチェーン展開のお店は基本的に対象外。

店主のおやじさんが家族や2,3人でやっているこだわりのラーメン屋が対象です。
ところがそんなラーメン屋さんがこの醍醐地区には見つからないのです。
なんとかネットで1軒だけみつけたのですがどうも外観写真ではよく分かりません。

昨日は大学院での新学期の授業に参加するために京産大へ行っており
3時頃にケメコはうすに帰り荷物だけ置いて二条城前駅から地下鉄で出かけました。
ちょっと早めに行って事前調査をするつもりでした。

集合場所の醍醐駅よりひとつ手前の駅の近くにその1軒のお店があるはず。
地下鉄を降りて地上にでると典型的な郊外の幹線道路沿いの景色が拡がっています。
信号を渡るとイタリアンカラーの看板とパスタの文字。

ん?ここ?ホンマにここかいなぁ?
店の前に小さい子供を抱きあやしながらタイショーみたいなおじさんが立っています。
「スミマセン!ここはラーメン屋さん?」

「うちは居酒屋やですわぁ。でもラーメンもあるけどぉ!なに?」
「いや!ラーメンツアーをこれからやりますから食べに来ようかと思ってますねん」
「ここら辺にはほかにラーメン屋さんはありませんよねぇ?」

「あそこらへんの道路沿いにはチェーンの店があるけどなぁ」
「何人やろか?今日は団体の予約が入っているんねん」
「これから集合場所の醍醐の駅に行きますねん。まったく分かりませへんわぁ」

と、いうわけで定刻の京都市地下鉄醍醐駅2番出口に集まったのは
毎回明石からはるばる駆けつけてくれるT.Kさんと
ケメ通変信でおなじみ埼玉の松田さんが初参加でおじさん三人組だけでした。

醍醐の駅もかつて日本中で造成されたニュータウンのまちそのものでした。
多分地下鉄の開通とともにできた団地と一戸建ての家がつづく新しいまちです。
つまりあたらしいだけでどうもよそ行きのまち構えです。

「こういう人たちが住んでいるからきっと
よそ行きのお店ばっかりでラーメン屋はないんかなぁ」
おじさん三人はぶつぶつと話しながらとりあえず醍醐寺を目指します。

ニュータウンを通る抜けると突然昔の町並みが広がります。
ものすごい変化というか、破壊と創造と取り残されたまちの境界線です。
その取り残されたまちをしばらく歩くと醍醐寺の山門に到着しました。

5時で建物内の拝観は終了らしいですが境内は散策はOKとか。
桜はすでに満開も花吹雪も終わっていますが
まだ葉桜には少し早い感じです。

ちらちらと降り注ぐ桜の花びらを浴びながら
そろそろ人生の終焉時期が近づくおじさん三人が静かに歩きます。
うぅぅぅぅん!なんとくなくシミジミ!これも人生!

結局ラーメン屋さんは先ほどのお店に決定して向かいました。
お店につくと出迎えてくれたお嬢さんがすでにおやじさんから
話を聞いているとテーブルに案内してくれました。

今回は他に店がないのでハシゴをやめ
ここで落ち着いてラーメンを食べることにして
居酒屋というので最初からビールを飲むことにしました。

団体さんの予約の準備でちょっと時間が掛かりましたが
でてきたのビール&おつまみも、
最後のラーメンもなかなかのものでしたぁ。

2杯目のラーメンを頼むかと悩みましたが忙しそうなので
珍しく結局1杯だけで終わりましたが
初めて出逢った明石からのT.Kさんと松田さん。
おじさん三人組でもまぁしゃべる!しゃべる!

このイケメンツアーはほんとうになにが起きるかわかりません
でも出逢ったひと同士が繋がってそれがまたタノシィ!
ちょっと満腹でグルジーにはなりませんでしたが来月もやります!
ぜひ次回はあなたもご参加をください。

今日のケメコ通信ブログ版の写真は「第30回イケメンツアー醍醐の花見①~⑤」です。

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