人生の疑問

人生とは無限に広がる疑問を求め、知ることを楽しむ好奇心の旅です。

064: 生きること

2020-11-27 | 人生
74年も生きていると今までの経験から、それなりに人生の意味が見えてくるようです。私の場合は20代から死の疑問が脳裏を離れず、一体死ぬこととは何か?を問い続け、書籍から得る答えは輪廻転生に落ち着くが、これはどうやら正答だと思う。人生が1回限りでは余りに切ないし、生まれた甲斐も無い。宇宙の摂理はそれ程に味気なくは出来ていない。この世で生きることはその意味と目的を学ぶことで、特に仏教はそれに気づき悟ることを暗示する先人の教えです。
そこで生きるコツとは正に骨であり核心なのだが、一生のうちで早くに気付くことが肝心です。私は今に想うと40代位までは暗中模索で生き、何かに気付いたのは60代過ぎてからで、それは「思うことが現実を創る」という人生の事実解釈であり、すなわち日々の「思い込み」こそが現実の自分を具体化している事実で自然の道理なのです。
だから常に良いことを思い実行し、悪いことは思わないことが肝要で、その後にその通りの結果が現実に起きるのです。更には「感謝することが現実化している」らしい。だから明日の心配や人の悪口は自らを不幸にするし、人や物すべてに感謝すると後からそれが自分に戻って来るようです。
「今を喜び感謝して最大に生きる」これが幸せの要であり、自然界の摂理はそのようにできています。老人からは若い人にこそ、この意味を理解し実践して有意義な人生を創造して欲しいと切に願っています。

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