人生の疑問

人生とは無限に広がる疑問を求め、知ることを楽しむ好奇心の旅です。

063: 社会の問題点

2020-09-28 | 人生
生命は本能のままに生きるが、人間は更に「思い込み」で日々を生きている。個々人の思惑集合ゆえに、この人間社会は想念のカオス(混沌)状態となる。法律や民主主義はあっても、為政者・権力者が密かに不正・自利化すれば貧富と格差が発生し、弱者が辛い目を見る因果社会となる。大衆の多くは政治に無関心で疑問に思わないから、政治家と官僚の特権階級が社会を構成支配する。ここに現代社会の問題点が現出する。
人間の思い込みとは自己中心で勝手なものだが、根柢にあるのは飽くなき「欲望」だろう。それを満たすための思惑で常に生きている。だから犯罪や不正は絶えない道理だ。社会制度だけではこの世界を安寧にはでき得ない。
今の人間に欠けているのは「倫理観」ではないか?人として如何に生きるべきかの基本思想が欠如しているのだ。欲望を制御し、助け合い分け合えば精神も物資も行き渡るだろう。学校教育は道徳の前に倫理を学ばせるべきだ。宗教・哲学では当たり前の倫理思想が現代社会の誘惑で忘れ去られている。人の心は弱いもので自己保存・快楽が優先する。しかし総括的に、人生を豊かにする秘訣こそが倫理観で幸せを分け合う社会を創ることだと信ずる。考えれば答えは見つかりその先も解決も見えてくる。発見の楽しみを分かち合えることでこの世は住み良くなるはずだ。

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