
「私はコメは買ったことがない。支援者の方々がたくさんコメをくださり、売るほどある」
「1年たったら動物のエサになるようなもの」
見比べると一目瞭然である。50歩100歩どころではない。それなのに次のような言い訳には政治家としての矜持を疑うばかりだ。
5年持ち越した備蓄米は「飼料用米」として売り渡すことになっている今の制度に触れたものだなどと説明
片方は大臣辞職という重い結果になったが、もう一方はお調子に乗ってどんどん言い訳をエスカレートしている。何をかいわんやである。どんな思いで言ったにしろ、聴いている人がどんな想いだったかが重要なのはハラスメント同様であろう。沖縄で物議を醸した人も同類だが、タレント然とした議員が多すぎて言葉が軽すぎるようだ。地道な庶民の生活実態がない議員ばかりで、庶民の負託を受けて奉仕しているとは到底思えない無軌道ぶりである。こういう人たちには議員バッジはふさわしくないのだろうと思えてならない。結果、こういう人たちがいる限り国政の投票率が上がることはないのだろうと思う。