飾らない 素直な 自分らしい毎日に乾杯!

朝ごとのこの四方山の春の色(汀女)

「朝霧が晴れて、四方の山々が顔を覗かせて、その四季おりおりの詩情心和む枯淡な甘みをご賞味」とあった。枯淡とは、あっさりしていて、しつこくないという意味なので、大人というより高齢者に合うのかどうか試してみた。

なるほど、これが枯淡の甘さなんだな。ただ単に齢を重ねるのではなく、あっさりとしつこくなく、それでいて甘さをほのぼのと醸し出す そんな高齢者になりたいものだ。

中村汀女は、昭和を代表する女流俳人で、豊かな感性と表現力で芸術性を高めた句を多く残している。
枯芒 ただ輝きぬ 風の中
枯れたススキとはいえ、風の中でも凛として輝いていると訳してみた。
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