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建設業界大手の大林組、鉄骨重量計算ミスはひどい

昨年起きたビル建設現場の事故で計算ミスが発覚したという。東京駅前で起きた死者二人、意識不明一人、けが人二人という痛ましい事故だった。事故原因では「被災者には一切問題なく、責任は当社にある」「強度計算、落下対策等を改めて見直す」「チェック体制の強化」として、同社は再開文書を公表した。この工事は、大林組と大成建設の共同事業体である。事故の後に改めたって、今更チェック体制と云われたって、今まで何をしてたんだろうと思ってしまう。

ゼネコンの中でもスーパーゼネコンといわれるのが、竹中工務店・清水建設・大林組・大成建設・鹿島建設の5社だそうだ。このうちの2社がかかわる事故だけに、この事故の衝撃はとてつもなく大きいと思われる。いうなれば、国の建設業の大黒柱なのである。日本国の屋台骨が軋んでいるといるということだろう。日本企業の儲けの旗頭でもある自動車業界にも手痛いミスが次々と見つかっている。”失われた30年”がいろんなところで歪となって現れているように思えてならない。

円安で見せかけの経済浮揚が喧伝されているが、非常に危険な兆候を見逃してはいないだろうか。普遍的な真の有識者がいるのか、はたまた招集できるのか知らないが、もう一度本気で日本のかじ取りについて考えて欲しいと願うばかりである。
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