沢山のツツジに囲まれて凛として咲いていた。水玉で紅が和らいで見えるのも季節ならではだろうか。
巷では、年寄りが増えすぎたため定年延長が恒例の如く話題になっている。考え方だと思うが、定年延長という発想の貧弱さにがっかりする人はいないのだろうか。40年近く同じ会社で働いて、それを5年も10年も延ばすというのだから、当人にとってはどうなんだろうと思う。小生は、57歳辺りで会社を辞めようという人生設計を画いていた。だが、子供が学校に行っていることなどから、致し方なく定年までなんとか頑張った。会社のトップになれたのなら話が違うが、自分の思い通りにならない会社人生にはどれほどの生きがいがあるのだろう。やはり、あーしたいこーしたいと思いつつ、こいつら何考えてんの？こうすりゃいいじゃないか、、、そんな思いに押しつぶされそうな会社人生の後半だった。
素っ気ない定年延長ではなく、定年が来たらさっさと辞めて別の職に就くなり、好きなことをするなりして、新たな人生として再活性化するような選択をし、身に付けた知識や技能で社会に貢献することも考えるべきだろうと思う。
