写真のヨットはBavariaC45価格576,964€ １€144円なので8,300万円、１€105円だったら6,060万円だから、2,240万円の値上がりということになる。こう言うと解りやすいのだが、あまりの円の値下がりには驚き桃の木山椒の木である。
海外のヨットでは実感ないので生活品に目をやると、飼料を含めた食料自給率38%の日本では6割以上海外に依存しており、徐々にお腹の方に効いてくるのは間違いないだろう。簡単に言うと、100円だったものが123円になるということだ。飼料を除く食料自給率は47%なので、約120円となる。（円は105円⇒144円に値下がり）
トヨタ自動車など輸出産業は大助かりだ。レクサスＬＳだと高い車種は1,800万円だから、171,500＄が125,000＄まで値下がりしたことになる。その差は46,500＄で670万円ほどになる。実際は材料費等の輸入価格が上がっている分を差し引く必要があるとはいえ、輸出産業の社長の笑い声が聞こえてきそうである。
