夕刻、4時半を回ろうとする頃に「野鳥公園」を訪れる。 水鳥が2羽泳いでいた。 5~6分も経っただろうか。 止まり木に青っぽい鳥が舞い降りた。 まさか、カワセミとは思わず、ゆっくりとカメラを取り出した。 そして、望遠にすると。 目に飛び込んできたのは『カワセミ』だった。 「どうぞ、ご自由に撮ってくださいな」と囁いたかと思うと、 一度止まり木の位置を変えて止まった。 慎重にカメラを構えて、1枚づつ撮っていった。 時間にして2分足らずだっただろうか。 「もう、撮影は終わり」とばかり、すっと近くの山に姿を消した。 時計を見ると4時38分だった。