鶏口舎(けいこうしゃ)な日々

木彫りとレジンで招き猫やお地蔵さんなどを制作している「鶏口舎」です

レジンは可能性を広げてくれた

2024年05月19日 | 鶏口舎のアトリエから

レジンの、猫だるま、鏡餅ねこ、猫とだるま

本日も制作はお休みです
昨日よりかは少し頭痛はましですが
まだ制作をするのは無理だなぁと思っています
明日は心療内科です
明後日から制作ができたら良いです

お地蔵さんも彫れているし立雛人形も後は
顔を描くだけです
ペンギンも沢山作ってあります
でもその次の作業はとても繊細で難しく気持ちも大事です
そういう事をできる状態になるまで私はやりません
制作をする時の気持ちみたいなのが最近分かってきて
昔みたいにやる事はなくなってきました
でも始めた時のがむしゃらにやっていた3年はすごく
大事な時期だったと今は思います
あそこで頑張ったから今があるのではないかと思います
今はより質の高い作業をする為に自分の調子を見極めて
制作をしています
やらない日はやらないし、できる日に最大限の力を出す
という感じです


レジンの、赤い靴のねこ、猫サンタ

話は変わって、レジンは私の制作の可能性を広げてくれました
木彫りを続ける為に値上げをしていって、本当に値段が高くなって
しまいました
しかし値上げなしではひたすらくる注文に追われ、新作も作れない状態でした
そこでレジンを取り入れました
木彫りをずっと好きで応援してくれていた方達にはたぶん
あまり好かれなかったと思います
でも私ができる範囲での恩返しでもありました
木彫りを続ける為にレジンの作品を作る、それが今一番
鶏口舎として良い状態なのではないかと思っています

私の持論ですがギャラリーには必ず買いやすい値段の作品が
ある事、というのがあります
全て高いと買えないなと思い、もう次に見てもらう事もありません
そこの塩梅が大事ですごく値段には気を使っています
レジンは私の可能性を広げてくれました
応援してくれるお客様の為にもその可能性を追求してみたいです

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