チャペルコンサート

　2/15のLANDROBE @ CHAPELコンサートにお越し頂いた皆様、本当にありがとうございました！
晴れ渡った青空の元、ガラス張りのステージでの演奏は本当に気持ちの良いものでした。（ドラムの佳大さんは、景色も見ながら演奏したいということで、ドラムを横向きにセットしてました・笑）

　今回は、このための書き下ろしアレンジ曲が５曲あり、うまくいくかちょっと不安もあったのですが、リラックスした午後の陽射しの中、始まってしまえばそんな心配も吹き飛びました。

　色々な所で演奏させて頂いていますが、初めから解き放たれて演奏出来るコンサートというのはそうそうたくさんあるものではありません。
　私の経験上、そういったコンサートには私たち演奏者以外の影で支えてくださる方々の協力が欠かせません。
行き届いた配慮、お客様に対する感謝、コンサートへの熱意、、、そういったものは不思議と空間に演出されます。
　お客様はその会場に入った瞬間から何かを感じてわくわくしたり、ホッとしたり、リラックスしたり・・・私自身も、客の立場としてコンサートに出かけるとそういうものをすごく感じます。

　つまり、演奏が始まる前に、すでに何かが始まっていて心の準備？が出来てくるのですね。
演奏する側も、もちろんそれを感じます。否が応にもテンションが上がってきます。
　
　もしそれがなかったら、演奏が始まってからが０からのスタートになるので、演奏する側も聴く側もちょっと緊張して

「あ、どうも初めまして。私こういうもので、これこれこういう思いを持っていて、こういうのが趣味でございます。
そちらは、ご趣味は？？・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いやあ、それにしてもいいお天気ですね！」

てな感じの演奏になりがちである。

だんだん温まってきて、終わった頃には

「んもう、最初からそう言ってくれれば良かったのに～！」

なんて事になるんだけど、最初からそう言って受け入れられるケースはまずない。私も腰抜けの人見知りだし。
もちろん、私の事をよくよく知って下さってる方がたくさんいらっしゃるのであれば話は別だけど・・。（だから常連さんって、本当にありがたいんです！）
有名人なわけでもないし、まさか来てくれる人に「ホームページみて予習をしてから来て下さい！」とも言えないしね。
まあ、このおばかな日記見て来られても複雑なんだけど・・

　というわけで、今回のフォレストイン昭和館チャペルコンサートは最高でした！
なんと、休憩中には別室にてお茶の準備まであったみたいですから・・もうびっくりです。
　私たちといえば、本当にのびのびと自由に楽しく表現し演奏に集中できました。
みなさんが心開いていてくれたので、みなさんの思いもとても伝わってきました。今みんながHAPPYだ！っていうのを感じました。う、うれしい♪（泣）
これってすごく感謝な事ですよね！！

　そして、もう一つうれしかったのは、今回ご高齢の方々が多数いらっしゃって、何人かの方に「元気になりました」とか「楽しかったよ。」中には「長生きできそうだ！」という感想を頂けた事。
　おお！寿命が延びたか！！それはすごい☆　医学界に発表しなきゃ！


またみんなで遊びましょうよ♪　老若男女問わず集まって楽しい一時を過ごせる場っていいですよね。
うーん。音楽ってすごい・・・・


　ああ、幸せだ。
と思っていたら、興奮して眠れなくなってしまい翌日の福生JJには背後霊に取り憑かれたような顏で出かける羽目に。

だめです。悲しき３０代（・・・・半ば・・）
睡眠命！