タラら々日記 漢方の薬眞堂

何故か学生時代のあだ名はタラ。
薬剤師として、国際中医専門員として日々の暮らしの中での事を書いています。

板藍根

2018-10-19 | 最近の話題

ホソバタイセイ  小平薬用植物園

板藍根はホソバタイセイの根です。

 

 今から20年くらい前に板藍根を使った食品の板藍茶が発売されました。

日本では板藍根はあまり馴染みがありませんでした。

1999年、インフルエンザが大流行で中医臨床に『インフルエンザ治療で大健闘する北京中医病院』~東直門病院に1ヶ月で患者15万人が押しかける~という副題のついた記事が出ていました。

そこに書かれた防感合剤の処方中に板藍根が入れてありました。

その号に鍼灸の先生の投稿があって板藍根の事が書いてあります。

インフルエンザが猛威をふるっていた時期に北京に勉強に行っていたが、友人の中医師のアドバイスで板藍根でうがいし、板藍根を飲み続けて感染せずに済みそうだ—―ーと書いてありました。

 

秋は肺の季節です。板藍茶や板藍のど飴を活用してください。

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中医学講座

2018-10-18 | 最近の話題

今日は中医学講座です。

参加は1名です。

「めまいと五臓」についてですが、慢性的なめまいは西洋医学でもなかなか完治しにくいものです。

中医学でどうとらえているのか?

ある漢方薬はめまいに効くのにまためまいが起きるのは何故か?

根本が弱くなっているから!

根本を治すって?

知って使う事が大事です。

次回は「眠りって何か」を中医学の世界で考えます。

是非ご参加ください。

次回 11月15日(第3木曜日〉10時半から12時

場所 薬眞堂薬局 狭山台

参加費 500円

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なつめ

2018-10-13 | 最近の話題

 

棗は漢方では良くつかわれています。

葛根湯・桂枝湯・虚労散・勝湿顆粒などにも入っています。

胃腸にやさしく血を補うし、甘くて美味しいので薬膳にもぴったりです。

その働きを中薬学では補脾和胃・養営安神と書かれています。

 

高山にいる甥がなつめをくれました。

 

 

甘くないりんごのような味です。

お砂糖でシロップ煮にしました。やはりリンゴの味です。

干してからの方が効果があったかもしれませんが美味しいです。

 

 

お店においてある棗は干してあってもっと大きいです。

 効果がありそうな漢方っぽい味がします。

 

 

これをキッチンバサミで切って毎朝ヨーグルトにのせて食べています。

他にクコの実・カシュウナッツ・くるみものせています。



 

夏の暑い間はしていませんが、寒くなってきたら棗入りの蒸しスープも作ろうと思います。

 



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酷暑の後に(6)

2018-10-11 | 最近の話題

心にはこころの方でなく血液を巡らすポンプの働き(まさに心臓)もあります。

こっちの消耗は大変です。動悸・息切れだけでなく、胸苦しさや痛みになると狭心症の疑いもでてきます。

それはこわいね。

心気の不足は心臓を動かすエネルギーが不足している事です。

エネルギーの不足!時計も電池が切れかけてると動いたり止まったりになるよね。

そーそー!だから心気が不足するとしっかり同じリズムで動かせないから乱れるんだよ。

じゃ心気を補えばいいんじゃない?

酷暑の後で潤いも不足している事を考えれば麦味参顆粒が一番いいね。

胸苦しかったり痛みがあったりは?

症状がおもければ病院で検査しないとね。

中医学では苦しい感覚は痰が詰まってるかな?って考えるよ。

*痰は体内で正常につかわれる水液の粘ったものを意味するので、中性脂肪やコレステロールなども痰になります。

舌苔がべたべたしてれば、痰がある証になるよ。

痛みは?

通じざれば則ち痛むといって瘀血だね。

化痰・活血してみるといいよ。冠元顆粒と温胆湯を使ってみよう。

疲労感が強ければ麦味参顆粒もね。

酷くなる前に酷暑の後のケアをしておくのが一番良いことだよ。未病先防❣ 

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酷暑の後に(5)

2018-10-10 | 最近の話題

ドロドロしたものがこころのスムーズな流れを塞いでいるイメージだよね。

その通り!

そのドロドロは脾臓が弱くなったのと酷暑の暑さで煮詰められたのとで出来たんだよね。

そうそう!

その時使うのは?

温胆湯がいいよ。特にイスクラの温胆湯は酸棗仁が入っていて安神作用が強いよ。

安神って?安心のこと?

うん。そんな感じだよ。

こころの働きみたいなものを『心は神は蔵す』っていうんだよ。

その神が安らかじゃないと不安になるよね。

ほーほー。

つまり夏は火・心の季節で、酷暑で消耗して心がダメージをうけやすい。

心血の不足・心陰の不足・心気の不足・そして痰熱擾心などってわかったね。

ぼくは温胆湯を飲んでみるよ。

了解!

 

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酷暑の後に(4)

2018-10-09 | 最近の話題

痰と心の関係は深いんだよ。

(* ̄- ̄)ふ~ん

痰といえば呼吸器(肺)と思うでしょ。

そういえば脾は痰を作る源とかいってたよね。

おー!そうだよ。

『脾は生痰の源』なんだ。

中医学の痰は吐き出す痰の事だけじゃないからね。

脂肪など身体のとって不必要なドロドロしたものは皆痰だよ。

なるほど!だから脂っこいものの摂りすぎは痰になるっていうんだね。

その通り!脾胃の働きが悪くて身体に必要な栄養やエネルギーとされない分は皆痰になるんだよ。

水液代謝がうまくいかないで浮腫みになる時は湿。停滞して粘りのあるものは痰。さらに加熱したら痰熱になるんだよ。

どろどろ!粘っこい!・・・いかにもしつこそうな感じ!

そのそれも通りだよ。

夏は痰熱が生じやすいって事だね。

そうそう。今不安感がでているとしたら痰熱がこころを擾(みだ)している『痰熱擾心』かもしれないね。

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酷暑の後に(3)

2018-10-06 | 最近の話題

今日は心の話だね。心の消耗は心血・心陰・心気の消耗だよ。

それと五行の並びで心は脾を助ける関係なんだ。だから心が弱ると脾も弱るわけ。

フムフム。滋潤する働きの血や陰が不足するんだね。心のエネルギーも不足し、さらに脾の弱ってくるのか。

心血が消耗すると心がうまく養われないからこころの問題が出てくる。例えば不安とか。くよくよ考えてしまうとか。なんとなく落ち着かない感じとか?

心陰の不足も同じなの?

陰が不足すれば、陽の症状がでてくるんだったよね。

だから火照りとか興奮とか・・・だから眠りが浅いだけでなく寝つきも悪くなるよ。

なるほどね。

脾に影響が及べば食欲がなくなったり、お腹がゆるくなったり、胃腸症状がでてくるよ。

また脾が五志では思と関連しているから思いすぎ考えすぎになるんだよ。

逆にくよくよ考えるタイプは脾の働きも心も弱いって事!

そんな時はどんな漢方がいいの?

心血が不足するときは心脾顆粒・その状態でイライラも強いときは加味帰脾湯・心陰が不足するときは天王補心丹がいいよ。なかなか寝付けない時は酸棗仁湯を加えると上手くいくことも多いよ。

もう一つ高温多湿の夏が脾の働きに影響を及ぼしたり、ビールや冷たいものの飲みすぎから痰が内生して化熱し、痰熱が正常なこころの流れを塞いでしまい眠れないっていう事もおきるんだよ。

へーそうなの!こんどその話もくわしく聞きたいな。

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酷暑の後に(2)

2018-10-05 | 最近の話題

火はエネルギーになるけど火力が強すぎるとエネルギー過剰になり焼きつくす事もあります。

心火が強くなりすぎれば、心臓はドキドキ早くなり心(こころ)は落ち着かなくなり睡眠が悪くなります。

火は周りを乾燥させ、過ぎれば焦がしたり枯らしたりします。

じゃあ身体はずいぶん消耗してるね。

そうなんだ。この時期に不安感など出る人も多いよ。

消耗してるから咽喉がカサカサしたり咳になったりするのか!

肺は外とつながっているから粘膜は潤っていることで繊毛もよく働き邪気を入れないようにしているんだよ。

頑張って走って行って何かしゃべろうとした時のどがカラカラして声が出ない時水を1杯飲んで回復するのは津虚だよ。表面的な水の不足なんだ。

水を飲んでも一時的に潤うだけみたいでカサカサするよね。

肺の陰分が不足しているからだよ。もっと深い所(体に根付いている水みたいなもの)が不足しているからだよ。

じゃあ肺陰とやらを補えばいいんだね。

麦味参顆粒は夏バテ防止っていってるけど、肺気陰両虚も治せるんだよ。

酷暑で肺陰が不足するのはなんとなくわかったよ。でも心はどうなるの?

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酷暑の後に(1)

2018-10-04 | 最近の話題

今年の夏は暑かったね。やんなっちゃったよ

ホンマでっかTVで植木先生が暑いときの身体の状態は怒りの反応と同じなんだって言ってたよ。

えっ!そうなの?

中医学の五行学説では五行の火と五臓の心そして五季の夏は同じグループなんだよ。

心って心臓の事?心臓は火と同じグループなの?

心臓と同じような違うような。

どっちだい!

2000年とか前から五臓とかいってるんだよ。まったく同じなわけないでしょ!

 身体の観察からネーミングしてるから、心配事があってドキドキするのが心臓だし、嬉しいことがあってドキドキするのも心臓だよ。

心はこころとも読めるけど考える能力や血液を循環させる力のどちらも心なんだよ。

なるほど!

だから心火といったりするんだよ。

火はエネルギーのもとだから生れてからずーっと動いてくれている心臓はエネルギーが必要なんだよ。

でも火が強すぎたらどうなる?考えてみよう。

 

 

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暑い夏の疲れがでてくる頃です

2018-08-23 | 最近の話題

まだまだ残暑が厳しそうですが、夏も終盤にさしかかってきました。
この時期は長夏と言って脾と連動する時期です。


これは一時代前の優れた名医の書いた本でこの中にこの先生が常用した食養生がのっています。
山薬と鶏内金です。
山薬は山芋です。
鶏内金は鶏の砂袋の内側の膜です。

これですが、消導薬といわれるもので、脾の運化作用をよくし消化を助けます
夏ばて予防佃煮にして少しづつ食べています。
私は3~4分くらいお湯にいれて煮たらお湯をすてキッチンバサミで小さく切ります。



生姜も切っていれます。



後は水、砂糖、醤油、みりんで煮てできあがり。



長持ちするように濃いめの味にして毎日いだだきます。


因みに



安いでしょ。

これ1パックで写真の容器に2杯分できました。
さざえみたいな食感です。
お試し下さい。

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