さて、後数日でわたしの誕生日がきます。
あ~あ!っと思うか?
生まれて、育って、沢山の経験とありがとうー!っというべきか?
「秘密ですが56歳になります」
でも心に歳はありません。
以前103歳の方の事を書きましたが、この方は何ヶ国語も勉強を今も続けています。
取材の方が「何歳もでつづけられますか?」と聞くと「死ぬまで、いや死んでからもズーット勉強するよ」と言っておられました。
やる気は心の若さです。
やる気といっても競争心とか虚栄心とかそんなものでなく、ゆったりのんびり平常心でやりたい事をしていくのがいいわけです。
先日テレビで脳科学者が「やった後悔より、やらなかった後悔の方が老化をすすめます。」と言っていました。
同じ後悔するなら行動してみるのがいいのかもしれませんね。
黄帝内経にかかれている聖人は心がきわめて閑かで、欲望は少なく、心境は安定していて恐れることがなく寿命が長いとかかれています。
さて身体は?・・・歳をとらない人はいません。
身体の老化と関わりが深いのは腎です。
腎は骨を主り、髄を生じ、髄海に通じるといいます。
髄海は脳です。
骨にある骨髄は造血の働きがあります。
その髄を生じるといっているわけです。
また、呼吸が浅くなる事もあります。
「息を深く丹田まですって」という丹田は腎の場所です。
実は腎は吸気を主るといって息を吸い込む力は腎にあるわけです。
ですから、補腎(腎を補う)事は身体を滋養する事になります。
また肝腎同源の考えから補腎のものは肝腎を補うようになっています。
例えば枸杞の実は補肝腎の働きがあります。