「このところ ストレスがたまってる。」
「いつもの事なのに夫の発言にイライラして・・・」
「こどもの勝手にイライラがつのてきた!」
「なんだか心配なようないやな気分」
「胸のあたりがもやもやする」
「飲み込むときに つかえる感じがする」
「食べたくないし、食事にしたくがすごくおっくうになってる」
「何にもやる気がしない 私 うつになっちゃったかも」
春のせいです。
肝に問題ありの状況です。
その状態の根本原因は 中医学的には肝血虚あるいは肝陰虚です。
また 肝の本体である陰・血が不足して 肝陽が制御できなかったり、疏泄機能が失調したりしています。
まず 気機(肝の疏泄機能)の調整をしなくてはなりません。
また長い目でみれば肝陰や肝血を補っていかないと不安定な状況はまたでてきます。
気機の調整は本体の状態の不足の程度によって違いがでますし、また もともと肝の疏泄機能が悪いタイプの人もいます。
肝は心とは親子関係です。
肝が心を生む相生の関係です。
心は神を蔵すといって思推活動の根幹をなします。
つまりあれこれ思考する場所であるという事です。
あれこれ考え悩みすぎると肝に影響がでます。
中医学の五行五臓の関係は複雑に影響しあっていますが、これは心身の状況を把握して治方(治す手立て)を見つけ出す為にとても役立つ事です。