ケイのさんぽ録

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上部・下部消化管内視鏡検査

2021-08-21 14:00:57 | 健康

御心配おかけしましたが、無事に内視鏡検査が終わりました。

検査の結果、大腸の方は痔でした。(^^;

最終的な先生の話は9月2日の診察時にうかがいますが

十二指腸の腫瘍の方も今回は細胞診をしなかったので大丈夫みたいです。

 

甲状腺ガンの時、何気なく受けた脳ドックで甲状腺に何かあるから調べましょうか?

と軽い感じで診察が始まり

「女性は甲状腺に腫瘍を持っている人が多いけど、

 良性で気づかないまま生涯を終える場合が殆どなんです

 せっかくだから、念の為に検査しましょうか~」

と言われてCT検査 → 「ん?大丈夫だと思いますけどもう少し調べましょうか~」

と言われてMRI検査 → 「ん?大丈夫だと思いますけど念の為、細胞も見ておきましょうか~」

と言われて細胞診 → 結果、ガン細胞が出ました! 

こういう経験をすると最終的な検査結果が出るまでポジティブ思考にはなれない。(^^;

でも、沢山のコメントをいただき本当に心強かったです。ありがとうございました。m(__)m

 

ここからは、今回の検査について詳しく記載しますので長くなります。興味のある方はご覧ください。

今回の消化管内視鏡検査は上部と下部の両方でした。

上部は胃カメラと言われているもので鼻からと口からがありますが

私は両方経験していて、鼻からのチューブの方が細くて少しは楽だと感じます。

けれど、大学病院は太いチューブで口から・・・

甲状腺を3/4摘出していて、空いた部分に食道が入り込んで曲がっている為

チューブが入るとその曲がった食道が引っ張られるのか

術後に癒着部分がありそこが引っ張られるのか、とにかく喉の左側が引きつれて痛い。

検査中も痛いけれど、検査後も二日間くらいはつばを飲むにも痛くて痛み止めを飲むくらいです。

なので口からの太いチューブの検査は恐怖でした。

しかも次の日には腸の内視鏡検査の為に下剤を大量に飲むと言うさらなる恐怖も・・・

汚い話で失礼します。(^^ゞ

年を取ってから下痢をするとお腹だけでなく胃までおかしくなり食欲も落ち体がヘロヘロになる感じがします。

たかが下痢なのに体へのダメージが強くなりました。なのに2リットルの下剤? 

※後で分かりましたが、下剤は前夜に飲む1回だけでこの2リットルは腸洗浄剤で飲むと便と共に出ますが下剤の時のような

 お腹が渋るような痛みもなくジャーっと出て来ます。(^^;

そしてこの2リットルを飲む事ができるのかと言う不安もありました。

普段から水分を摂りすぎると何故か吐き気がするので、摂取量が少なく周りが心配するくらいです。

マグカップの水分も一気には飲めずチビチビと飲んでいます。なのに2リットル飲めるのか?

結果、吐き気と闘いながら4時間かけて何とか飲み切りました。(普通は2時間だそうです)

検査前にネットで情報収集していた事が役立ちました。

1,冷やした方が飲みやすい。2,ストロー使用が飲みやすい。3,お気に入りのカップで飲むと気分的に違う。

これから経験される方には、この3点はお勧めです。

ちなみに冷やす事に関しては冷たさを調整したくて氷を使用しました。

 

今回の胃カメラ、麻酔が違っていました。いつもはしばらく口に含んだ麻酔を飲み込むのですが

それはなく、検査室でベッドに横になり検査直前に喉にスプレーをシュッと吹きかけるだけ

これだけの麻酔?痛みは大丈夫?と不安でしたが今までの麻酔より強くて痛みを感じない。

看護師さんがチューブが喉を通る時「ここが一番辛い所ですが力を抜いて頑張りましょう~」

と声をかけながら背中をさすってくれていた。

検査中に感じる喉の引き連れ感もわずかで痛みはなく、いつものオェーも出なかった(^^;

なので涙も鼻水もよだれもなく、綺麗なままで終了! キツネに摘ままれたような感じ!!

検査後の喉の痛みも軽く違和感程度だったのは

先生と看護師さんの技なのか麻酔薬が良くなっていたのか、不思議・・・

とにかく、喉の痛みがなかったので腸の内視鏡検査の為の2リットルを飲む恐怖心が軽くなった。

 

腸の内視鏡検査時の腸洗浄剤は病院によって病院で飲む場合と自宅で飲む場合があるようです。

今回は自宅でした。検査前日に下剤を飲んで朝から腸洗浄剤を飲みました。

180㏄づつを15分以上かけて飲むように指示が出ていて

何杯目を何時何分に飲んで便が何回出たか、最終の便の色を記載する用紙がありました。

腸洗浄剤を2~3杯飲んだ頃から便が出ますと説明書にありましたがその通りでした

便は2回程しかなく後は水に浮遊物が混ざっている程度になり、最後は浮遊物さえなくなります。

 

検査時、腸の動きを抑える注射のみで麻酔はありませんでした。

先生が来るまでに看護師さんに「不安な事はありませんか?」と聞かれたので

帝王切開を2回しているので痛みが出るでしょうかと質問すると

「腸の手術じゃないので大丈夫だと思いますが、痛むようでしたらいつでも言って下さいね」との事で少しほっとした。

検査中、途中で膝を立てた仰向けになり足を組む体制をとったが事前に説明を受けていたので不安はなかった。

結果、所々ウッと声が出るような圧迫感はあったけれど痛みはなく終了!

検査前にネットで情報収集した所、先生の腕によって腸の角を曲がる時や

検査時に腸を膨らませたり水を吹きかけたりする時に痛みが出たり

腹部の手術を受けた事がある人は癒着があり痛むとあった。

内視鏡が最新式の場合は細くで細やかな動きができ痛みは軽減されるとの情報もあった。

私の場合、内視鏡が最新式だったのか先生の腕がよかったのか?不思議・・・

今回の検査で感じた事はどちらの検査時も看護師さんが私の不安の大部分を取り除いて下さっていた。

なので必要以上に緊張する事無く検査を受ける事が出来た事が大きかったと思います。

 

長々と書きましたが、この記事が何方かのお役に立てれば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。m(__)m

 

追記:

ブロ友さんからご紹介いただいた安住アナの下部内視鏡体験談での検査前の食事の注意事項

ふりかけが危険だと知って難を逃れました。消化の良い食事=軟らかいご飯にふりかけと考えていましたが

ふりかけや香辛料は腸に張り付いて洗浄剤を飲んでも中々排出されないそうです御注意下さい。危なかった~! (^^;

私はパン好きで2日間すべてをパン食にしましたが、パンが苦手な方や食事に困る方は

ドラッグストアーで検査食としてセットを売っているそうです。(これもブロ友さん情報です)

 

撮影:2014年

 

コメント (22)
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