kebaneco日記

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イソジンは有害です!

2020年08月05日 | 折々の話題
昨日の吉村大阪府知事の記者会見での発言で、イソジン買占めが起こったらしい。


うちのかかりつけ医は、もう何年も前からそんなもの処方してない。ウィルスに効果がないだけではなく、口の中にいる常在細菌を殺してむしろ有害だし、使いすぎると甲状腺障害を起こすから。


防護服が足りないから雨がっぱを送ってくれと市民に呼びかける市長といい、感染予防にイソジンでうがいせよとお願いする府知事といい、なんだろねこの残念な感じ。どうせなら、何ヶ月も前に記者会見で消毒液を注射したら治るって言った、トランプ爺くらいぶっ飛んだこと言ってみたらよかったのに。


共同通信がこの話のベースになった研究をしている研究者にインタビューしたところ、現時点で政策化できるような知見はまだ得られていないとの回答があった。西村コロナ担当大臣も、「承知してない&専門家に聞く」などと悠長なことを言ってないで、一次情報源に当たれば記者会見でもっと正確な情報を流せるでしょ。ったくどいつもこいつも無能な上にやる気なしなんだから。


イソジンでうがいするくらいならお水でうがいしたほうが、効果も必ずしも劣らないし安全だと思われます。くれぐれも、PCR検査に引っかからないように直前にうがいする、なんて卑怯かつ迷惑な使い方はやめましょう。


は、このくらいにして、、、


マロさんにお供えしたのはペンタスとタカオとハゴロモジャスミン。ペンタスは次から次に花が色づき、なかなか頼もしい。タカオも思ったより背が伸びてくれるので、咲いている花の茎の次の蕾が少し綻んだ頃を見計らってその下の節目までで切り花にすると、少なくとも1回で2輪は楽しめそうだ。ハゴロモジャスミンは蔓性だから、伸びてきたのをチョキチョキ。お花だけだとどうしても足りない「高さ」を補ってくれそう。

 

ラー油の瓶も動員しております(笑)


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8 コメント

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局さま (keba)
2020-08-06 05:41:41
ポビドンヨード製品の会社は、エボラとかSARSのような新型感染症が登場するたびに仲良しの大学や研究機関と組んで実験して「ラボ実験で殺菌効果が出ました〜」とか発表してるんですが、世の中で「イソジンでエボラが治った」とかいう人が誰1人いないのを見ると、ラボでの結果を実社会では再現できてないんでしょうね。

なのにステイン、なのに不味い、最悪です〜。

あたしは喉が弱いので、これでうがいすると状況が悪化するのです。こんなものこの世から無くなって欲しいっす。
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みどりさま (keba)
2020-08-06 05:19:21
吉村知事らしいエピソードなのかもしれませんが、ワイドショーのコメンテーターと違って、知事なんだから最初に放った言葉が持つ影響力を考えて、正しい情報を発信しようとする慎重さが欲しかったです。

まあ、新規感染者数の発表以外に大した発信もせず政策も打ち出さないのに、頑張ってる感を出さなきゃいけないので、大変だとは思いますが(苦笑)。

イソジンは有害という、京大の研究結果があるんです。イソジンうがいと、水うがいと、何もせずでどれが1番風邪をひかないかというランダム化比較試験で、水うがいが最も引きにくく、何もせずとイソジンうがいがほぼ同じくらい引きやすかった、という結果が出ています。

かなり前(多分2000年台前半)のものですし、風邪を引くかどうかはうがい以外の条件を全部同等にして比べないと正確なことは言えないと思いますが。

ただ、その研究ではイソジンが口腔内の有益な常在細菌まで殺して、風邪にかかりやすい環境を作ってしまった可能性があるとしています。

それ以外にも常用で副作用があるため、あたしのかかりつけ医はもう10年以上前から、風邪には抗菌薬を喉の腫れには抗菌作用のないアズノールを処方してくれているのだと思います。

とにかくPCRで陽性が出ないためにイソジンでうがいするなんていうことが横行すると、大変なことになると思います、その意味ではさらに有害。笑って済まされない事態にならないことを願います。

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Unknown (tsubone)
2020-08-05 23:49:13
赤ワインやコーヒーも歯に着色するけど美味しいから許されますが、イソジンも着色ひどいしまっずいですよね(そこかい)
こんな昭和の遺物みたいなもんがいきなり話題になってびっくらしました。
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失笑 (みどり)
2020-08-05 17:10:53
イソジンの件。
メディアも、もうちょっとちゃんと聞けばいいのにと思いました。
皆さん、ガツガツし過ぎ。
予防にも、治療にも、使うものではなく、軽い陽性の患者の重症化を抑える為に使えると言っていたのに。
あわてて薬局にイソジン買いに行った人、アホとちゃうかと思います。
同じ誤解をメディア自体がしつこくしてましたが。
家族に自宅療養中の陽性者がいる人以外、そんなもん必要ないでしょ。
(もちろん、使うのは陽性の家族です。)
イソジンそのものは有害ではないと思います。
それを言いだすと大半の薬が有害で、薬ってそういうものだと思います。
ほとんどの薬は健康な人が使うと毒になります。
薬は基本的に自覚のあるなしにかかわらず病気の人が使うものなんです。

昔、処方された薬の中にイソジンが入っていて、薬局で私はあの独特な感じが嫌いだから「要らない」と言って帰ると、帰り道で薬剤師さんが追いかけてきて、イソジンが嫌なら紅茶でうがいして下さい。紅茶でも効果ありますと言われたことがあります。
実験した医師も、陰性の人は昔ながらの塩うがいや水でのうがいを推奨してました。
それでも菌は洗い流せるといってたから、うがいの効果はあるんでしょうね。
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Unknown (keba)
2020-08-05 13:55:05
しまそだちさま

政策は多くの人に影響があるので、この試験がもっと多くの被験者を組み入れて大規模に行われて解析されて論文となり、他の専門家から査読が行われて初めて政策化、という流れにすべきだったと思います。仮に効果があったとしてもね。

製品を作ってる明治製菓ファーマを子会社に持つ明治ホールディングス(だったっけ?)の株価が、昨日急騰し今日は急落だそうです。誰も風説の流布で儲けたりしてないことを祈ります。

維新って見せかけばっかりで、ホント信用ならない。
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イソジン (しまそだち)
2020-08-05 13:36:32
吉村さん ちょっと調子に乗っちゃいましたね 
もう少し確認してから ぶちあげたら良かったのに・・・
もう店頭から、イソジンとかが 消えたんだそうです
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Unknown (keba)
2020-08-05 13:20:36
瓶入りのおつまみの瓶にはおしゃれな形が多くて、猫たちに一回で使い切れない量の缶詰をあげた時、残りを保存するのに使ってます。

マロったら、あっちに行ってもそういう小瓶のお世話になってる(笑)

イソジンの件。色々と可能性があるのかもしれないけど、あたしが間違ってたとしたらそれはラッキーなことかもしれないけど、まだ何も成果の出ていない既存薬に関するコミュニケーションってすごく難しいと思うのに、勇足すぎて怖いです。

うちのかかりつけ医はもう何年も前から、うがい薬としてアズレンスルホン酸ナトリウムを処方してます。喉の粘膜は大事なので、治験にも絶対参加しません!
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Unknown (クラリス)
2020-08-05 11:47:12
ラー油の瓶なんですね。
お洒落なアンティークグラスにも負けませんね。

イソジンの件、
私もびっくり。見出しを読んで体の中のウイルスは???と思ったら案の定な結末でしたね。
のらりくらり答弁も飽きてきました。(一々ツッコミを入れてしまう自分が悲しいですわ〜〜)
今日は心穏やかに過ごすことにしようっと。
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