怒涛の一週間

今週東京の東京は賑やかで華やかだった（局地的に）。国際通貨基金・世界銀行に加盟する188ヵ国の財務大臣や中央銀行総裁等が参加する年次総会を頂点に、関係する国際的な組織の開く会議も含めて200位の会議やイベントが開催されたもんでね。

あたしは火曜日に神戸で仕事をして、水曜日の関連イベントからこの会議関連の業務開始。そして木曜日から今日までは今回の一連の会議のオフィシャルホテルの一つのパレスホテルが仕事場だった。行ってみてスケジュールが変更されていてひっくり返りそうに驚いたりはしたものの、総じてスムーズに運営されていた。最終日の今日はセッションが２つと記者会見が開かれ、ランチョンで無事終了。

会議場傍にモスク部屋が作られてるのを見て、あぁ国際会議だなぁと実感。が、あんなに沢山出席者がいて、主要国の大臣や中央銀行総裁が出席してるセッションもあるのに、首にかけたIDだけで入場OKってぇのは、日本だからこそだなぁ～と感慨深い。諸外国では民間企業のビルに入るにも写真付き身分証明書の提示が必要だったり、場所によっては荷物を金属探知機でセキュリティーチェックされることもあるのに。6月の北京の人民大会堂での夕食会の時（こちら）、持ち込み不可のう品目を指定された上、混沌とした行列に加わって手抜きチェック（苦笑）を受け、汗だくで入場して「あれはなんだったんだ？」とある意味不愉快だったことを思うと、日本の治安の良さは効率の良さでもあり、好感度アップの要素でもあるよのぉ～としみじみ。

日本がいつまでも安全な国でありますように、と思った一週間であった。写真は皇居大手門近くのお濠。コーヒーブレイクのときにパチリ。