紅葉も終盤

金曜日に芝公園付近で仕事をしたときのこと。とある企業の会長のお話を聞いていたのだけど、正直その方の言葉は言語不明瞭意味不明で、あたしには「こ、こ、これは、何語ですか？」状態。大げさではなく全く理解できなかった。が、会長の隣に座っていたその会社の役員秘書の男性は、首がちぎれるんじゃないかと心配になるほど頷いていて、「ああ、なんとありがたいお言葉」「仰る通りでございます」って感じのオーラを全身から放っていた。あたしはその異様さにある意味気圧され、さらには「あの発言が理解できるんだ・・」と驚愕した。

仕事が終わってこの案件の担当者にその話しをしたら、
担当者「あ～、その会社は会長の発言は絶対！っていう社風だからじゃないですか」
keba「なるほど。彼にとっては、ちぎれるか飛ぶか切られるか、いずれにしても首がかかってたんだね～（爆）」
担当者「そうだと思います。あ～、それにしてもどれだけ頷いてたのか見てみたかったですぅ～（爆）」
と大笑いした。

主人が帰宅して「今日こういうことがあってね」と説明し、再び大笑い。しゃべってるうちに笑いそうになって大変だったぜ。その瞬間はとっても苦しかったけど、終わってしまえば一粒で何度も美味しい仕事でした。創業うん百年、代々創業者一族がトップに鎮座する会社ってぇのは、今が21世紀だってことを忘れさせる社風を持ってることがあるんだね（笑）、いい社会勉強させていただきましたです。

などという話題とは全く関係ないけど、秋深し、である。

会場に向かう小径も紅葉していた

土曜日の午後、近所で撮った銀杏