kebaneco日記

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2009年08月25日 | 折々の話題
今朝6時半過ぎに、あたしの携帯から聞きなれない音が流れた。なんだろう?と手に取ると「強い揺れに備えよ」というメール。ひゃ~~っとテレビを点けて、猫らの居場所を確認した。が、来ない、強い揺れ。まだかな、まだかなぁ?お~い、ど~したんだよぉ~~。地震を待つなんて生まれて初めての貴重な経験だった(笑)。

夕方のニュースでソフトの更新に伴う人為ミスだとわかった、でも、苦情が沢山来た、というのをやっていた。迅速性と正確性、このふたつのバランスはなかなか難しいよね・・・。ただし、次回は少なくとも「さっきのは誤報だったぴょ~ん」っていう速報ほしいな。がんばれ!気象庁!!

バランスといえば、新型インフルエンザ・ワクチンの輸入の問題、ど~なんだろう?舛添厚労大臣は「5300万人分を確保したい」と輸入への具体的課題を検討し早急に判断したいと言っているらしいけど、海外メーカーからは緊急措置だから副作用被害が起きても免責にして欲しいなどと要望しているらしい。

タミフルやリレンザという治療薬を大量に備蓄しておきながら、新型インフルエンザ用のワクチンを国内未承認のまま輸入するのはどうなんだろう?ワクチンが余っている国など存在せず、どちらか一つでも手に入れたい国だってあるだろうに、どうして「両方」手に入れることに奔走するのか?しかも副作用被害や薬害事件に発展しても、メーカーは免責を求めているので責任を問うことができないだろうに、国はどうやって責任を負うつもりなんだろう。

海外メーカー製のワクチンは、日本メーカーが使っていない添加物を加えて効果を高めているらしい。ワクチン優先接種対象者である医療従事者・基礎疾患のある人・妊婦・乳幼児・小中高生・高齢者という、感染リスクの高い人や免疫力に問題の有る人たちに、日本人を対象にした臨床試験をせずにいきなり接種して、大丈夫なのか?

こういう超特急別枠承認で発売直後に死者を出した薬といえば、イレッサはまだ記憶に新しく、国と製薬会社を相手取った薬害イレッサ訴訟はまだ継続中だ。たしかこの裁判が始まった当初、国は「どうせ癌で余命が長くなかった人だから」と聞くに堪えない当事者意識のないコメントをしていた。ワクチンと癌治療薬とは作用機序が異なるとは思うけど、誰が責任もってくれるかわからないワクチンなんてやだよ。あたしは国内メーカーのワクチンか海外メーカーのワクチンかわからないかたちでしか接種できないなら、新型インフルエンザ用のワクチンは接種したくないなぁ。

とにかく、国としてどういうバランスを取るつもりなのか、舛添大臣の「最後のご奉公」のお手並み拝見ざんす。

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2 コメント

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心配ですね (小豆)
2009-08-26 11:06:33
海外からの輸入ワクチン、臨床試験なしで接種させる話は、ぞぞっときましたよ。
何かあってからでは、遅いのに・・・
ワクチンに頼らず、自分の免疫をあげることにしようと思います。

エリアメールというものがあるんですね。
私の携帯も設定してみました^^誤報はびっくりだけど、地震がこなくてよかったです。
この日は寝坊してたので、もし地震が来たらおおわらわでした。
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Unknown (keba)
2009-08-26 14:44:24
>小豆さま
いろんな考え方が有るとは思います。

でも、今日の新聞に「EUが優先接種対象者を定め、今後はワクチン備蓄に比較的余裕のある国とそうでない国とのワクチンの融通が課題になるという」記事がありました。

みんな困ってるけど、困り度合いの少ない国が困り度合い深刻な国に支援の手を伸ばそうという姿勢が問われるというところがスタート地点になる国と、予防も治療も無理してでも全部揃えたい日本。あまりの違いに、なんだか寂しくなりました。

結局、いざとなったら助けてくれる関係にある国がないから、こうなるのかな?と。
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