kebaneco日記

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危なすぎる

2017年01月30日 | サッカー&スポーツ
昨日仕事の準備の合間にテレビをつけたら、ラグビーの日本選手権決勝をやっていた。ピッチコンディションの悪さに目が釘付けになった。タックルもスクラムも組まないサッカーだって、こんなに芝生がはげた凸凹になったグラウンドで、試合が行なわれることはない。ラグビーの日本最高峰の試合が、こんなピッチで行なわれているなんて酷すぎる、危なすぎる。ラグビー専用の国立スタジアムの秩父宮だと知って、二度驚いた。

英国のラグビースタジアムの芝は、天然芝を敷き詰めた上から地面に食い込む杭のついたネットで覆って、芝の根が簡単に抜けないようにしたハイブリッドと呼ばれる芝が主流。だから去年のラグビーワールドカップのイングランド大会の芝は、最後の最後まで本当に綺麗だった。秩父宮でどのくらい集中的に試合をしたのか知らないけど、日本は完全天然芝オンリーなのでこうなっちゃうのだと思う。

国によってはラグビーのテストマッチでは、スタジアム内に脳震盪を確認するための特別な部屋が用意される。医者が待機している、数メートルの距離をまっすぐ歩けるかどうかを確認する広さのある、十分なスペースを持った防音壁に囲まれた部屋。そんなものが用意されて行なわれるスポーツは他に知らない。それだけケガの危険と背中合わせだということ。もうちょっと選手のこと考えてほしいな。

しかも、2019年には日本でラグビーのワールドカップが開催される。体重100キロを優に超える大男たちが、スクラムで芝生を痛めつける試合が短期間になんども行なわれる。何箇所に分かれて行われるにしても、決勝戦が芝のないピッチ、なんて恥ずかしいよぅ。大丈夫か?お〜い、どうにかしてくれ〜

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