グッチのバッグ

出張中にスーツケースのハンドルが本体から引き出せなくなったので、エジンバラ空港で飛行機を待っている間にカートを買った。昨日ヒースローでチェックインするときにはスーツケースをこのカートにくっつけて引っ張って移動した。

チェックイン自体は機械で済ませ、その後荷物のドロップオフポイントで「スーツケースを預けたいんだけど、カートを本体から外さなきゃだめかな？」「出っ張ってるところがあるから外して欲しいわ」という会話。「外した状態でカート（ちなみに英語ではこれはpullという）もチェックインしたいけど、昨日買ったばかりだから成田に着いたときに”これが私の！”っていう確信がもてないかも」という私に、「ん～～～」とうなってから「ちょっと待ってて」と言い残してどこかへ消えた。

しばらくたって彼女が携えて戻ってきたのがこのプラスチックの袋だった。「入るかな～？」といいながら一枚渡されたので入れてみたらこれがぴったり！「すごいよ、これってBAのなの？」と聞いたら「普通に売ってるよ、グッチのバッグだもん」ってウィンクされた。いいわ～、このノリ。

んなわきゃないだろ～と突っ込んでも面白くないので、その心意気に座布団一枚っ！「そっか～、グッチのバッグただでもらっちゃったのかぁ、ラッキ～～」と切り替えしておいた。うれしそうに「ホントにそうよ、気をつけてお帰りなさい」って送り出してもらった。

チェックインカウンターのお仕事ってセルフチェックインが増えたからかなり単調だと思うんだけどね。そんなことなどお構いなく楽しそ～に仕事をする人、kebaは大好き。そういう彼女にチェックイン手伝ってもらったことは本当にラッキーな出来事でした。彼女に見習って明日からもがんばんべ～などと思っておりまする。