リフォーム始まる

昨日は我が家の結婚記念日だったので、月曜がお休みの和可奈をあきらめ、近所のカジュアルなピザテリアのドンチッチョで食事。徒歩圏内に美味しいピザを出すお店が有るのは嬉しい。

スプマンテで乾杯のあと、奮発してバローロさまにお出まし願った


本当はデキャンタージュして欲しいところだけど、夫婦二人で切り盛りしている小さなお店なのでそんなうるさいことは言わず、グラスに注いだ状態でしばらく置いて飲んだりした。空気に触れて温度が少し高くなるだけで、花が開くように香りや味わいが変わる、ワインって本当に不思議だ。前菜9種類の盛り合わせとサラダをゆっくり頂きつつ、ワインと積もる話（どうして夫婦で話が積もるのか・・・）。

ここのお店で外しちゃいけないのは自家製窯で焼く自家製ピザ


昨晩の「本日のピザ」はカプリチョーサ。おいしかったぁ～。このあと生ウニのたっぷりはいったカルボナーラ風のパスタ、デザートワイン、デザート（マンゴのムースと白桃のタルトをひとつずつ）。しかし、夜中に胃もたれで目が覚め、サクロンのお世話になりましたとさ（苦笑）。

そして一夜明けて今日から待望のリフォーム大作戦が開始となる。寝室のベッドはリフォーム屋さんに解体して持ち帰り処分してもらうので、粗大ゴミの手続一切無しでOK。本当に助かる。おまけに箪笥も引き出しさえ外しておけば、所定の位置まで箪笥本体を運んでくれるという。お言葉に甘えて引き出しを外そうとしたら・・・。

めざとく様子を察知したマロさまの御成り、外れなしのクジのように、必ず（笑）


約束の時間に大工さんたちとリフォーム会社の我が家担当S本さん（女性）があらわれ、あっという間にベッドを片付けて打ち合わせ開始。大工さんたちは今日は必要な箇所の採寸をして、材料を作業所でカット。それらを明日我が家に持ち込んで、現場で組み立てる、という手順になるらしい。そのほうが作業スペースが充分取れて大工さんの仕事がやりやすいとのことだけど、うちも騒音や振動という意味でとても助かる。

水平をとるための光を発する機材の周りで、本日の参謀会議


主人なんか「スパイ映画に出てくるヤツみたいだな」などと口走っておる。たしかに、気付かず光に触れちゃって警報装置が鳴ってあら大変、みたいな、くくく。いかん、いかん、勝手に妄想しては。。。

そして採寸（警報機鳴りまくりですよ～～、なんちゃって・・・）


和気藹々の雰囲気で参謀会議が進んでいく様子を、あたしは家事をしながらなんとなく「頼もしいぞ」と思っていたけど、猫らにはそんなふうには思えなかったらしい。主人の書斎のワインの木箱に二匹で逃げ込んで、出てくる気配皆無。

ご機嫌伺いしたら、マロさん、怒ってました


午後からは「猫嫌い」という事前情報を頂いている電気屋さんが現れる予定。猫らが隠れていてくれたほうが、電気屋さん的にはありがたいみたいだから、マロさんのお怒りもやむなし、か？

大工さんたちは午前中で採寸を終えて、一旦誰もいなくなった。猫らは誰もいなくなった気配を感じて、リビングに集まってきた。

マロは箪笥の上に、ケバは棚の最上段右の区画にいる


気付くとケバが「おやつちょうらい。あたい、おとなしくいい猫にしてたんだもん」という顔をしてこっちを見てた。主人がこういう状態になろうことを想定して、昨日ケバの大のお気に入りのフリーズドライ・ササミを買ってきてくれていた。出したら喉を鳴らして嬉しそうに食べていた。マロにはササミの削り節を提供し「午後からもがんばってねぇ～」と励ましておいた。