kebaneco日記

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ITの力?

2011年06月11日 | 旅行記&その他
こないだバルセロナからミュンヘン・成田を経由してシンガポールに移動した時、ほぼ24時間かかったのと3便乗り継いだので、これはさすがにあまりない経験と、シンガポールのホテルにチェックインした直後タグを「記念撮影」。ミュンヘンで到着便が遅れ乗り継ぎ時間が短かったにも関わらず、ちゃんとシンガポールのチャンギ空港のターンテーブルに、あっさりと荷物が出てきたときは軽く感動した。到着しないかもしれないと想定して、翌日必要なものをすべて機内持ち込みにしていたのだけど、そんな必要はなかったのだということになり、ある意味残念。でも、滞在24時間のシンガポールに「荷物がつきません」が「あたしもう出国です」、にならなくてよかったと胸をなでおろす。

乗客が特別ルートで飛行機に駆け込んだくらい短い乗り継ぎでも、きちんと荷物が目的地にまで届いた話をしたら、荷物の取り扱いのITシステムって凄いのだという話になり、さらには、航空会社がルフトハンザで経由地がドイツだったからじゃないか、という話になった。やたら説得力のある意見だった。ITときっちりとした国民性のコンビは鬼に金棒。乗り継ぎが短い時はルフトハンザですぞ(笑)!

ところで、今回は大陸間横断の長距離移動はすべて全日空だった。どの航空会社を使うかは、あたしの好みとは全く関係なく、ひとえにあたしのクライアントがどこを選ぶかにかかっている。思い起こせば震災の翌日3月12日、7時間以上かけて成田からロンドンに発ったときも、その時のクライアントが予約していたのは成田発の全日空便だった(ちなみに同じ日の日本航空の成田発ロンドン行きは欠航した)。ここ2年くらいあたしのクライアントはANAで飛ぶことが増えている気がする。日本航空が債務放棄してもらって経営再建中だからってわけじゃないだろうけど。。。

あたしは長い間圧倒的に日本航空のほうが好きだったんだけど(こんなこともあり)、最近マイルを家族で合算できるサービスも始まったし、ANAでマイルがたまる仕組みを構築しなきゃなぁ~と思い始めている。IT力と国民性で信頼できるルフトハンザと、ANAが同じ航空アライアンスに属しているからだけではなく、最近のANAは以前とは違うと感じるから。ある一定の年齢以上のスタッフをばっさり切ってしまって、経験値が下がりベストプラクティスの共有ができなくなったのか、業績同様客室乗務員のサービスでも停滞感漂うJ社と、「CAの研修方法替えたのかな?」と思えるくらい乗客に対する接し方が変わったと思うA社は好対照。機内の雰囲気もすっきりモダンだし、なによりみんなが楽しんで仕事しているように見える。

業種にかかわらず、楽しそうに仕事をする人が好きなkebaとしては、答えは明らかなような気がするんだなぁ~。こればっかりは、IT力じゃなくて人間力が問われる部分かな。

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