国連人権理事会ロシア資格停止の件。賛成93で多数で可決されたものの、反対24棄権58。
欧米先進国と言われる集団の意見が「当然多数派」と思いがちだけど、決してそんなことはない。
シリアの時は、欧州の中で難民を一手に引き受けたのはドイツで、それ以外のEU加盟国は当初はさておきその後はほぼ無視。今回のウクライナ難民受け入れとは対照的。イスラム教国はどう思ったことか。
ウクライナで起こっていることは、悲惨だ。それには疑いの余地はない。でもそれとそれ以外のことをどれだけ結びつけるか、には温度差が大きいことを改めて思い知らされる。
追記:
投票行動の結果は以下の通り。緑が賛成、赤が反対、黄色が棄権。アジアで賛成に回ったのは日韓とフィリピン、ミャンマーだけだろうか。シンガポールが棄権っていうのがやや意外だったけど、それ以外の投票行動はほぼ予想通りかな。
明らかに難民で、国に帰れば殺されかねない人達を難民と認めなかったり。
今回も、なぜウクライナの人達だけ？と思ってしまいます。
困難な状態にあるのは同じなのに、対応が他の難民の人達と違い過ぎるので、裏に何があるのか考えてしまいます。
国民に対しても、自助・共助を求めて、なんのための税金なんだかわかんない状況で
困窮している人たちはほったらかしだし。
スリランカ人女性が名古屋入管でひどい亡くなり方をしたのは記憶に新しい。
入管での虐待は日常的ったというらしく、裁判もいくつか起こされています。
今回のウクライナ人に対する扱いを目にして、ミャンマー人があまりの違いにショックを受けている、
というニュースも目にしました。
これが出発点となって、難民であろうが避難民であろうが受け入れる
そういう国になっていけばいいとは思うけど、
今回のこれは、国連常任理事国入りを狙っているとしか思えません。
せめて、日本に避難した人たちが、周囲に暖かく迎えられ安心して暮らせることを願ってます。