「ナルニア国物語～ライオンと魔女」

土曜日子供たちにお留守番をさせたので、そのお礼に急遽見に行くことになってしまった；
子供と一緒なのでもちろん吹き替え。
まぁしゃーないね。。。。

この映画、見に行こうとは思っていたけどイケメンが出ないのでイマイチ気が進まなかったのと（汗）、児童文学が原作なのでどうなのかなぁーと不安な面がなきにしもあらず。
そんな思いで見た２時間２０分。
あっという間に引き込まれてしまった。


なんかね、小さい頃によくわからないものに対して感じた”なんかわからないけどワクワクドキドキする”感覚というものを久しぶりに味わった気がする。
衣装たんすの奥に広がるナルニア国。
でも、今までタンスに隠れるってのはホラー映画の定番だったんだけどなぁ。
だからちょっと怖いイメージがあったんだけど、この映画を見てからは洋服を掻き分け奥を覗いてみたくなる。

それにしてもすっごい特撮！！ＶＦＸの会社３社で作ったそうだけど、ナルニアの王＝アスランなんてさ、本物のライオンを出してもわからないくらいの出来そりゃーもう素晴らしかった。
たかがライオンなんだけどこれがとっても魅力的
威圧感といい優雅さといいそのカリスマ性はビョン兄も真っ青
たてがみの質感や表情は圧巻でした。
そしてもう一人忘れちゃならぬ悪役白い魔女のティルダ・スウィントン！
「コンスタンティン」で中性的なエンジェルを演じて凄かったけど、今回の魔女役ったらもーーーーハマり役すぎて怖い！！寒い～！！！
クールな雰囲気がピッタリだったし、戦闘シーンなんてカッコよかった～。
ただ吹き替えが大地真央で、あるシーンで叫ぶところがあるんだけど、、、うーん、思いっきり引いた。。。。やっぱこういうシーンは吹き替えじゃダメ！
あとは末娘のルーシー＝ジョージ・ヘンリー。また天才子役の出現だね

同じ頃に書かれた「ロード・オブ・ザ・リング」はちょっとテーマも重くて暗い大人のファンタジーだけど「ナルニア」はちょっと軽いテイストになってる気がする。書かれているテーマはそれなりに重いけど。。。
しかしだ、、、、どうもロードと重なるシーンが多すぎて新鮮味に欠けたかなぁ。
戦闘シーンの撮り方はそのまんまだしね；あ～ぁって感じ。

そうはいっても子供たちは楽しかったと言ってたし最後の方には４人の子供たちが成人になって出てくるので、私としてはこれでようやくビジュアル的に満足したわけです・・・
あ！一人だけＯＫな人が出てた。フォーンのタムナスさん
人間じゃないんだけどさ可愛くて～

帰ってから早速原作を読んでみたけど、かなり原作に忠実に描かれてます。
それにはびっくりだけど。
実はナルニアは全７話なんですね。大体のあらすじが本の最後に書いてあったけどなかなか面白そう～～～なので続けて読むことにした。
２作目からは大きくなった子供たちが出てくるので映画化になった時はまた楽しみが・・・・ふふふ