気まま日記

私の音楽での生活、その他日常生活などの、思いついたときの気ままな日記です。

郵送からネットへ ~ 時代の流れについて

2014-10-04 19:30:52 | Weblog
 本日、私が所属している音楽団体で、コンテストのプログラム校正(申し込みの方が記載された書類の原本と、印刷屋さんがゲラ刷りをされた段階での原稿との誤りをチェック)の仕事があり、私の在住地から隣の市へ出かけました。
 その中で出たお話で、こういう興味深いことがありました。コンテストの「申し込み方法」が、現在は紙の申し込み書(申し込み書つき案内書は、県内の小中学校と一部の高校へは郵送され、その他の高校・一般の方は申し込み書を県内の主要楽器店や音楽ホールへ置かせていただき、私が所属の音楽団体のホームページからもプリントで入手可能です)へ記載して、コンテスト担当者の教員が勤務する学校へ郵送という形です。
 それを、来年からはインターネットを通して、選択して選ぶ項目(例えば出場部門など)はボタンをクリックし、自分で記載する箇所はパソコンで入力するような形へできないかということでした。

 私は現在、実はその音楽団体の中でホームページ作成担当者を務めています。なので私の立場から本日のその校正の席上で申し上げたことは、私はホームページを作成する上で、そこまでの知識を有しないということです。なので、仮に来年はそれを実行するとすれば、その手のプロへ有料で頼み、私はホームページ作成担当者として、そういった形で作られたページへリンクするという形ではどうか、という案が出されました。

 これは、今のインターネット全盛時代に即した、時代の流れからする今風のやり方です。こういった「ネットを通す」ことでの最大のメリット(長所)は、申し込む手間がかからないことです。現在の方法である紙の申し込み書へ記載して郵送は、郵送する手間がかかり、記載後に封入して最寄りのポストへ行って投函が必要です。それに対してインターネット経由ですと、自宅へ居ながらにしてパソコンからネット(ホームページ)を通して申し込めて、従来のような申し込み書を封入してポストへ出かけて投函する煩雑さがありません。

 ただ、これはネットを通すと逆に欠点は、世間へはまだパソコンを持ち合わせていない人もいるわけで、そういう場合は仮に申し込みを「ネット専用」とした場合は、申し込みができなくなるということです。なので、これは私の意見ですが、とりあえず来年は試行錯誤的な段階として、ネットでも紙でも両方で申し込める形にして、段階を置いて将来的にはネット専用にする案が良いのでは、と思います。

 かつては、そのコンテストの「申し込み書の入手方法」は、小中学校(学校へ郵送される)以外の高校・一般の団体は、最寄りの楽器店や主要音楽施設(音楽ホールなど)へ主催者が置かせていただいているので、そこへ行って申し込み書を入手するだけの形でした。
 ところが、これに某年度の一般の部へご参加の方が、私が所属の音楽団体へ不満をメールされました。それは、一般の部へ出場したいが、申し込み書が最寄りのどこの楽器店や音楽施設などへ行っても入手できないので困っている、とのことでした(結果的にその方へは、当時主催者からお詫びを入れ、申し込み書用紙をご自宅へ直接郵送させていただきました)。
 これは、私共コンテストの主催者側としては大いに反省し、検討の余地があると当時判断しました。なぜならば、ご出場されたいのに肝心の申し込み書が入手不能で出場できないのでは、あまりにもバカげていてもったいない話ですし、私共主催者側としてもリコーダーの一般への普及のために是非ご出場いただきたいのに、残念極まりないことです。
 そこで、これをきっかけとして、申し込み書が学校へ直接届けられる県内の小中学校以外の、高校・一般の団体向けに、「県内の主要楽器店や主要音楽施設へ申し込み書を置かせていただくほかに、【主催音楽団体のホームページ(私が作成担当ですが)へも、申し込み書を入れる】」という、すなわち今行われている形になりました。これで、高校・一般の方はどなたでも、ホームページからプリントして申し込み書を入手が可能になり、従来よりも格段に便利で申し込み書を入手しやすくなりました。
 今思うことは、当時を考えてみればたしかに、今時ホームページから入手ではなくて紙の申し込み書用紙を最寄りの音楽施設へ直接行ってでしか入手できないのでは、まるで時代錯誤のような時代遅れであったわけです(苦笑)。

 かつては、「電話ではなく文書で伝える方法」というと、手紙を郵送だけでした。それがだんだん便利になり、FAXの普及や、今でしたら電子メールの全盛期です。何事も、時代の流れとともに変わって便利になっていくものですね。

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