本日の高校野球(甲子園)で、先日1回戦を勝ち上がっていた、私が在住地の新潟県代表の日本文理高校(以下、「文理」)が2回戦で出場しました。相手は愛知県代表の東邦高校で、1回戦を何と11-3の大差で勝ち上がったチームでした。戦前では強豪なので文理が不利ではないかと言われていて、文理の大井監督も、「2回戦では胸を借りるつもりでぶつかる」と、1回戦を勝ち上がったときの直後の勝利監督インタビューで公言していました。
試合が始まって私が印象的なことは、文理のピッチャーの飯塚君の立ち上がりが1回戦とは打って変わって良いことでした。1回戦(相手は大分高校)では立ち上がりが不安定で、ボウル球が先行してストライクがなかなか入らず、これは放送で解説者も言っていました。それに比べて本日の2回戦では最初はストライクが先行し、緩急自在なピッチングで1回戦より安定していました。なので、このままいければいいがと思って見ていました。
ところが、4回と5回に文理はつまらないミスで1点ずつを失ってしまい、この時点では2-0で負けていました。具体的には、4回は2アウト2・3塁のピンチからキャッチャーがパスボウルをしてしまい、3塁ランナーが帰ってしまいました。そして5回はまあ不運もあったのですが、1アウト2塁からレフト前の打球がイレギュラーバウンドしてしまい、レフトが後ろへ逃してその間に2塁ランナーが帰ってしまいました。どちらもそれぞれ、キャッチャーがしっかり取っておけば、レフトが逃さなければ失点を抑えられたと思われるプレイでした。文理は1回戦では、ランナー2塁で浅いライト前のゴロを本塁へ好返球して刺したり、けん制球でランナーをはさんでアウトにしたり、と守備が良かっただけに悔やまれました。
しかし、文理は元々打撃が強いチームで、5年前のH21年に夏の甲子園で準優勝したときはその典型で、バッティングの良さで勝ち上がってきたので、このまま終わることはないと信じて見ていました。それがそのとおりになって直後の6回に文理の打線が爆発し、ノーアウト1・2塁のチャンスからレフト前のタイムリーヒットで1点を返し、さらに送りバントと四球で1アウト満塁になり、それまで2三振を喫していた4番打者がチャンスで本領を発揮し、見事にレフト前へ2点タイムリーヒットを放ち、6回に3点を得て3-2で逆転しました。見事な連打のすばらしい逆転劇で、文理側の応援席は大騒ぎになりました。
ただ、相手の東邦高校も打線が強く、逆転したとはいっても1点差の最少得点差なので、文理のピッチャーの飯塚君がこのまま抑えられるかが若干不安と思いながら見ていました。そうしたところ、7回~9回をランナーは出しながらも要所を抑えて見事に切り抜け、そのまま3-2で文理が2回戦も勝ち上がり、甲子園で見事な連勝となりました。本日の飯塚君は良く、1回戦では11-3で大勝したチームの打撃をよく2点で抑えたと思います。
この試合は、最初に2点を取られてその後3点を取って見事に逆転したので、非常にドラマチックな勝ち上がりで見ていて大感激しました。3回戦では同じ北陸勢の富山商業高校と対戦することになり、今後も日本文理高校のご健闘を新潟県民としてお祈りしています。頑張って下さい!
試合が始まって私が印象的なことは、文理のピッチャーの飯塚君の立ち上がりが1回戦とは打って変わって良いことでした。1回戦(相手は大分高校)では立ち上がりが不安定で、ボウル球が先行してストライクがなかなか入らず、これは放送で解説者も言っていました。それに比べて本日の2回戦では最初はストライクが先行し、緩急自在なピッチングで1回戦より安定していました。なので、このままいければいいがと思って見ていました。
ところが、4回と5回に文理はつまらないミスで1点ずつを失ってしまい、この時点では2-0で負けていました。具体的には、4回は2アウト2・3塁のピンチからキャッチャーがパスボウルをしてしまい、3塁ランナーが帰ってしまいました。そして5回はまあ不運もあったのですが、1アウト2塁からレフト前の打球がイレギュラーバウンドしてしまい、レフトが後ろへ逃してその間に2塁ランナーが帰ってしまいました。どちらもそれぞれ、キャッチャーがしっかり取っておけば、レフトが逃さなければ失点を抑えられたと思われるプレイでした。文理は1回戦では、ランナー2塁で浅いライト前のゴロを本塁へ好返球して刺したり、けん制球でランナーをはさんでアウトにしたり、と守備が良かっただけに悔やまれました。
しかし、文理は元々打撃が強いチームで、5年前のH21年に夏の甲子園で準優勝したときはその典型で、バッティングの良さで勝ち上がってきたので、このまま終わることはないと信じて見ていました。それがそのとおりになって直後の6回に文理の打線が爆発し、ノーアウト1・2塁のチャンスからレフト前のタイムリーヒットで1点を返し、さらに送りバントと四球で1アウト満塁になり、それまで2三振を喫していた4番打者がチャンスで本領を発揮し、見事にレフト前へ2点タイムリーヒットを放ち、6回に3点を得て3-2で逆転しました。見事な連打のすばらしい逆転劇で、文理側の応援席は大騒ぎになりました。
ただ、相手の東邦高校も打線が強く、逆転したとはいっても1点差の最少得点差なので、文理のピッチャーの飯塚君がこのまま抑えられるかが若干不安と思いながら見ていました。そうしたところ、7回~9回をランナーは出しながらも要所を抑えて見事に切り抜け、そのまま3-2で文理が2回戦も勝ち上がり、甲子園で見事な連勝となりました。本日の飯塚君は良く、1回戦では11-3で大勝したチームの打撃をよく2点で抑えたと思います。
この試合は、最初に2点を取られてその後3点を取って見事に逆転したので、非常にドラマチックな勝ち上がりで見ていて大感激しました。3回戦では同じ北陸勢の富山商業高校と対戦することになり、今後も日本文理高校のご健闘を新潟県民としてお祈りしています。頑張って下さい!