堂々たる戦いぶりに感動！＠天皇杯準々決勝川崎フロンターレ戦

若干いまさら感がありますが……12日に行われた天皇杯準々決勝、対川崎フロンターレ戦。
延長までもつれましたが、２対１でベガルタ仙台が勝利！
29日の準決勝＠国立競技場に駒を進めました！

正直、夢のようです。
Ｊ１昇格、Ｊ２優勝、そして天皇杯準決勝進出……こんなにいいこと尽くめなのがちょっと怖いぐらい。

でも、いいんです！
今はこの夢列車に乗り続けるしかないっしょ！


ビジョンの周囲を埋める多くのフロンターレサポーターの姿と、ピッチ内アップ時の声援の大きさは、相手がJ1なんだなと実感させてくれるには十分過ぎるものでした。
ふと、ユアスタにベガルタの対戦相手としてJ1チームが来るのはいつ以来なんて考えてみたり（たぶん、ベルデニック時代の天皇杯FC東京戦かな？）。

もちろん、ベガルタサポーターも普段のリーグ戦以上の大声援。

ほんと素晴らしい雰囲気のユアスタでした。

試合はといえば、早い展開でのパスまわし、動き出しの速さ、チョンテセの強すぎる体なんかを見せ付けられ、さすがJ1、てごわいなあと思いましたが、ベガルタも一歩も引きません。

ラインを上げてオフサイドを取ったと思えば、チョンテセにはエリゼウ・広大を中心にすばやく寄せて仕事をさせず。
攻撃もリャン・関口の鋭い切り込み＆見事なスルーパス。中島のスペースへの動き出し。中原のJ1でも通用する片鱗を見せたポストプレーなど、堂々とした戦いぶりでした。

特に興奮したのが、後半19分の菅井のインターセプトからの単独ドリブル突破→シュートという流れ。最高に格好よかった！

富田の代わりに投入された田村と、直樹とのボランコンビも破綻は見られず。

すごくいいチームだなあ（涙）。

先制点の中島のゴールはコースを狙ったきれいなシュートでしたね。
キーパーの前でいい感じでバウンドしたのが、かえってよかった！。
これで天皇杯は３戦連続ゴール！次も頼みますよ！

このまま守りきれるかと思った後半44分、クロスボールに反応して飛び出した林でしたがボールに触れずゴールは無人に。
その無人のゴールにシュート叩き込んだのが、元ベガルタの村上だったってのも何かの因縁ですかね。

試合は延長戦に突入。

３人選手交代済みのベガルタに対してフロンターレは１人しか交代していない状況。
おまけに、後半はほぼフロンターレに攻め込まれっぱなしの展開だっただけに、相当ベガルタの選手に疲労があったでしょうし、こりゃあ厳しいなと思いましたよ。

ところが、疲労していたのはフロンターレの選手も同じということで、両チームとも思うように足が動かない展開に。

が、しかし、がしかしです！

延長後半３分、この時間でも足が動いてた関口（凄い！）からのクロスがピンポイントで平瀬の頭に。それを平瀬がバックヘッド気味にすらして決勝点をＧＥＴ！！！




大興奮のユアスタ。

至福の時。





ここからが長かった。
時間が過ぎるのを待てば待つほど、時の流れは遅く感じるもんです。

最後のフロンターレのＦＫのときには心臓バクバクですよ。

なんとか凌いで試合はそのまま終了。

またしても歓喜の叫び。

かくしてベガルタは、初の天皇杯準決勝進出を決めたわけです（涙）。
試合内容もよかったし、結果も伴った最高ゲームでした。

天皇杯準決勝は２９日、国立競技場で相手はガンバ大阪です。
またしても強敵ですが、堂々と戦ってくれればチャンスはあるかもしれません。
ここまで来たら決勝まで行きたい！
２９日は国立競技場で応援します！