上総のRobin

Robinの写真日記

冬・北の大地の鉄道風景2020

2020年02月29日 | 鉄道写真

この冬は暖冬でした。たしかに平均値としてはそうなのですが、寒暖の差は結構あったと思います。

寒波がやって来ると、急激な積雪で鉄道の運行にも支障が発生することもたびたびでした。
4年ぶりに北海道の冬の鉄路を訪れ、厳しくも美しい鉄道風景に接してきました。
数年の間に、懐かしい車両や駅がどんどんなくなり、少しでも記憶に留めておきたいところです。


宗谷本線・豊富郊外を走るDE15の排雪列車

実に44年ぶりに道北の鉄路を訪れました。特雪ダイヤにより、DE15が除雪に活躍していました。44年前は、9600形蒸気機関車に推されたキ101というラッセル車でしたから、時代の移ろいを感じました。しかもそのDE15もそろそろ次代にバトンを渡す時が近いということです。


根室本線・山部-下金山 雪の芦別岳を背に登ってきたキハ40

JR東日本では、この冬でキハ40系気動車が引退することになり、鉄道ファンの間で話題になっています。JR北海道でもそろそろその終焉が近いということですので、数少なくなったローカル運用の列車の思い出として記録をしておきたいところです。とりわけ、廃線も時間の問題となっている根室本線の富良野-東鹿越間の美しい四季の景色と合わせて撮っておきたいところです。

今回の渡道の後、新型コロナウィルスの猛威が世界中に拡がり、かつて予測し得ないような影響が出始めて、いわゆる”ブラックスワン”が舞い降りる有事になっています。こういう時こそ、一人ひとりが前向きな気持ちを持ち賢明な行動をして、一刻も早く感染拡大を抑え、元通りの日常や経済に戻せるようにしないとならないですね。麗しい北の大地にまた出かけられるような日を目指して。

今回の旅をアルバムにしました ⇒ 冬・北の大地の鉄道風景2020” <NIKON IMAGE SPACEへ>



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