厳密に言うと、天皇賜杯が授与された後、ハクホウのインタビューなど聞きたくないので退席し、客など誰もいない閑散としたロビーの出口、2人の親方とみられる人の間を通り抜ける瞬間、『横綱ハクホウはやめちまえぇー』と、出かい声を出しながら退出したのは、ワタクシ、カズPです!
チト酔ってたせいも有るけど、そうとうに頭に来てたので、言いたいコト言いながらいちばん上に近いCマス席からエスプリ効かせた“声援”を送り続けていた、その“総集編”として、冒頭のような正論を堂々と吐いてやった。
この時の大男二人、名前など分からないがおそらく若い年寄りなのだろうが、両方の目が一瞬驚きで瞳孔と身体が硬直してた。私はその巨漢二人の間をあえて胸を張りながら、ゆっくり歩いて出ていった。
おそらく、この二人は特異な存在であったワタシの事を記憶しているだろう。
で、酔いが廻っていたので実際の音声は、
『横綱アクホウは、辞めちまえぇー!』
となってしまってた。
でも結果的にはコレが正解。
言いたい事を言っただけだ。
綱を汚した真っ黒な、ヨゴヅナ・アクホウ
汚綱悪鵬
判定に不服で、一分間も土俵上で仁王立ちなど、
最低な振る舞いだ。
横綱(よこづな)を汚すな汚(よご)砂(すな)、黒悪(ごくあく)、白暴(はくぼう)!
横綱(よこづな)を汚すな、汚(よご)砂(すな)悪(あく)鵬(ほう)!
綱(つな)を汚(けが)した、汚(よご)綱(つな)アク鵬
つづく