今週の東京は、火曜日だけ初夏のようないいお天気
この貴重な晴れ間に、ウォーキング仲間と大田区池上へお出かけしました。
池上本門寺は、七百余年の歴史をもつ日蓮宗の大本山。
日蓮の入滅後、日蓮に帰依していた池上宗仲が屋敷の一部を寄進したことに始まるそう。
歴史的遺産の宝庫でもあり、こちらのケヤキ造りの総門は元禄年間(1688年から1704年)に創建。歌川広重の浮世絵などにも描かれています。
河津桜が満開で、ここだけ見ると春のようですね。
高さ30mもある大堂は、大仏が鎮座していてもおかしくないほどの大きさ。
慶長13年(1608年)、徳川二代将軍秀忠の乳母である正心院の発願により造立された五重塔。
関東では最古の五重塔で、国指定文化財とのこと。
境内のお墓も見るからに由緒がありそうなものばかりで・・・、
力道山のお墓は、通っただけですぐわかりますね。
境内はとにかく広くて、とても全部見て回れませんでした。
今度時間のある時にゆっくり来ようと思います。
今回のウォーキングのメインは、梅園を訪れることでした。
本門寺の近くにある「池上梅園」は、まさに今が見頃!
園内には30種、紅白約370本の梅が植えられています。
本数はそこまで多くないのですが、丘陵傾斜を利用したレイアウトのおかげで存在感が大きく、圧倒的に美しい!
入園するなり、「わぁ~~!!!」とあちこちから声が出たほどです。
桜と違って梅はまばらに咲くイメージがあるのですが、まるで桜のように咲き誇ってます
見学通路の階段途中から眺めるのもステキ
園内にはお茶室がいくつもあって、予約をすれば利用もできるそう。
とにかく今が見頃の池上梅園。まだ行ったことがない方、ぜひおすすめです。
このあと3キロほど歩いて、洗足池にも行ってみました。
その途中に寄ったピザやさんがめちゃ美味しくて・・・、
昨年秋、ピッツァワールドカップのチーム戦で世界一位を獲得したピッツァ職人のお店だそう。
おいしい めちゃめちゃ美味しい
歩いている途中でお腹が空きすぎてファミレスに寄ろうかとも思ったのだけど、我慢してよかった~。
ウォーキングのラストは、洗足池公園。
日蓮聖人が病気療養のため立ち寄った際に、池で足を洗ったことが名前の由来です。
洗足池の周りの遊歩道には梅もちらほら咲いていましたが、目玉は桜ってことでここはお散歩メインかな。
園内には勝海舟記念館もあります。
勝海舟は、江戸城の明け渡しについて西郷隆盛と話し合うため新政府軍の本陣がおかれた池上本門寺へ向かう途中、洗足池付近で休息を取ったといわれています。
その際周辺の風景を気に入り、明治24年(1891年)「洗足軒」といわれる別荘をこの地に建てたそう。
夫妻の墓も近くにあります。
帰りは大岡山駅まで1キロほどウォーキング。
大岡山と言えば、駅前にどーーんとそびえる東京工業大学。
理系の雄。自宅からも近いし、我が家の息子たちも行ってくれたらよかったのに・・・、学力があればの話ですが笑笑。
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