ぬかが和子の想い

区議会議員ぬかがかずこ(額賀和子)の日々の活動や出来事、感じたことを綴るページ

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初めてのコメント (七海康敬)
2015-01-08 15:57:46
あけましておめでとうございます。
去年、わざわざ、自宅に訪問して頂いた41歳の元自衛官の七海康敬です。覚えていらっしゃいますでしょうか?
あの時は生意気にも言いたい事を言わしてもらって、ありがとうございます。
安倍政権がまだ続きそうで、厭世的な気持ちが日に日に増してきていますが、去年、ぬかが先生と話せたので、あまり暗い気持ちにもなってはいません。
さて、私事になりますが、去年の11月に大腿骨を骨折しまして、58日間、水野病院に入院しておりました。
酔っ払っての自転車転倒なので、全て自分の不徳の極みなのですが、幸いにも、単独での自損事故なので、幸運でした。
ゆっくりと考え事などができて、恵まれた時間を過ごす事が出来てとても有意義でした。
その中で、退院したらぬかが先生に聞いてみようと思ったことがいくつかあるので、図々しくもコメントさせてもらいました。
11月2日に骨折して、3週間程ベッドで寝たきり状態が続きました。寝たきりの排便は不便ですが、一生続く訳ではないので苦労の内には入りません。何せ直る見込みが100パーセントあるのですから、希望があります。一時のことです。
寝たきりが一週間目になった時、携帯に訓練用の災害メールがきました。突然の災害メールだったので驚きましたが、訓練でホッとしました。
普段の訓練メールならそこで終わりですが、寝たきりでベッドから一歩も動けない状態ですと全然違った印象です。
ましてや、先の大震災を経験しましたし。
そこで、いろんな事を考えました。
『もし今、大震災が起きたら?』
寝たきりの自分は、病院にいるから安心だろうが、沢山の救急患者が病院に運ばれてくるのだろうな。
そしたら、自分は、若いので床でいいのでベッドはゆずらなくちゃ。
食事は一食で良いや。他の人に回して貰おう。等・・。
寝たきりの自分が出来る事はこの位です。
後は、隣の人を励ましたり。でも、これって凄く大事なんですよね。
入院してるとやはり不安で、寂しくなります。そうすると痛みも増すんです。ストレスが溜まりイライラしてトラブルを起こす。自分の痛みばかりを訴えて、看護師に八つ当たり。さらに痛みが増す。悪循環。
これが、隣のベッドの人と仲良くなると励ましあったり、譲り合ったり、冗談を言ったりしてると痛みは和らぎ、不安も無くなり、看護師にも協力的になり、希望が持てます。
私の隣のベッドには、82歳の老人と69歳の初老の方でした。毎日話していると勉強になる事も沢山あり、有意義ですし、若い自分は、怪我に対して直りが早く、不安に駆られる事がありません。
また、年寄りは機械に弱く携帯の操作など分からない時に助けになれる時があります。
助けになれると自分にも自信が持てるし、明るい気持ちになれるんです。
そこで、ふと思いました。
弱い立場の年寄りは、わらをも掴む状態なので警戒心を持つ余裕など無くて、何でも信じて自分の事を話してしまいます。
私は、個人情報等は無闇に話すものじゃないとわかる世代ですが、年寄りはわかりません。
もし、悪い奴がいて、年寄りの個人情報を集めて、ネットで詐欺グループに売買でもしたら、怖いな・・・。
年寄りは、警戒心が薄く、何でも話してしまいます。
電話番号、保健証、家族構成、年金、経歴、下手をすれば預金情報等。
私が入院して3週間過ぎて車椅子になり、動けるようになった頃、新しく入院してきた一人暮らしのおばあちゃんが、廊下で入院手続きがわからない等で私に聞いてきました。私は看護師を呼んであげました。
通常ならば、問題ありません。
これが、災害時の時ならば・・・。
看護師は手が廻らないでしょう。重病患者を優先しなければなりません。
病院内は、患者で溢れ混乱するでしょう。
混乱は不安を増します。
ならば、私でも助けられる事は、力になりたい。
家族への安否確認や携帯の操作等。年寄りはメールが出来ません。体温計や血圧位なら私でも測れます。
でも、私には何の資格もありません。
そんな時、下手に他人の個人情報等を知って後で面倒なことになるのも嫌ですよね。
そうなると、何もしない方が最善です。
でも、何か助けになる事をすると、希望が持てて、苦難も乗り切れるとも思うのです。
災害時等の異常事態の時は他人を助ける事で客観的になり冷静になり不安は減少できます。
孤立してしまうと不安は増し、疑心暗鬼になり、我先に保身的になり、あらぬ不安から、デマが飛び、悲劇を生む。
そんな時、必ず犠牲になるのは、社会的弱者です。
関東大震災では、朝鮮人がくだらないデマで殺されたと聞いています。
今の時代でこんな悲劇は起きる事はないでしょうが、東日本大震災で、アンパンマンからのメールで、子供たちの不安が和らいだと聞きました。
大人もそうだと思います。
絶対的正義や善良な心と繋がる事で不安は無くなると思います。
災害時に足立区が身近な人に手助け出来る簡単なマニュアル等をメール配信してくれれば、何が出来るかわかると思います。例えばどこまで個人情報を聞いても良いのか等。
ボランティアって言うと大袈裟な印象がありますが、簡単な手助けって何でもあります。
でも、何をしていいかわからない。
何が出来るかわからない。
異常事態の時ってそういう心理状態になりますよね。
普段訓練していても災害時は自分がどうなっているかわかりません。
動けるのか?歩けるのか?話せるのか?足立区にいるのか?体育館にいるのか?病院にいるのか?
普段は、五体満足で助ける事も出来る人が、手を骨折しただけで、助けられる人になってしまう。
周りが混乱して、パニックになっている時は、指示を出してくれる方が安心します。
命令されれば安心すると思います。
細かく指示されればされる程、安心すると思います。
人助けをする方とされる方では、不安は違います。
助けられても助ければ不安は減ります。
ただ助けを待っているだけではなく、助けながら助けを待っているのでは、違うと思います。
怪我をしている人でも出来るボランティアマニュアル等があると助かると思います。
水野病院では、同じ病室でも整形外科と内科が一緒に入院しています。
内科に異常のある人は食事が違います。
災害時は、満足な食事は出来ないでしょうが、アレルギー等は、命に関わる事もあります。
災害で助かっても食事で死ぬんじゃ勿体無い。
年寄りは、大概が血圧や血糖値に異常があります。
救援物資もただ配るだけなら簡単ですが、食事に制限がある年寄りには、心配です。
そんな時、メールで足立区から簡単なボランティアマニュアルが送られてくれれば、誰でも助ける事が沢山の人に出来ると思います。

こんなマニュアルはあるのでしょうか?

もしも無ければ参考にしてもらえますか。
くだらん工事をするより金はかからないと思います。
助けられる人を助けて、助ける人を増やす。
環境にも人の心にも優しいと思います。
何よりも良心と言う副産物を生みます。
なにぶん素人の考えたことなので意味不明に思えたらお許しください。


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