連日の引きこもりをこんなに続けたことはない。外に出たのは、郵便受けを覗いたときのみ。
なんだかこのまま老いてしまうのだろうか?チョッピリ心配な気持ちになる。何処が悪いわけでもないのだが・・・
ただ、新聞は全部読んだ。残りの原稿もかなり読んだ。テレビも見た。
胸に刺さったのは、NHK「映像の世紀」だ。太平洋戦争における日米プロパガンダ戦争。
日本の、大本営情報統制による映像や新聞ラジオの状況は知っていたが、アメリカも同じプロパガンダ報道をしていた映像だ。
今まで見落としていたのだろう。特に、東京ローズの米兵向けに戦意喪失を狙う放送させられたアナウンサー流転の運命。
戦後、アメリカで、戦犯として6年もの刑務所を余儀なくされ、刑期後も市民権剥奪されたまま数十年の人世を初めて知った。
8月は、アジア・太平洋戦争の歴史・問題点などの映像が多く写された。若者達にしっかり見て貰いたいなと思う。