この猛暑をものともせずに、開催された「犯罪被害者支援講演会」
ピュアリティーまきび千鳥の間は一杯になり、資料も足りないほどに。被害者支援センターおかやま(VSCO)と岡山県主催。
今日の講演は、2011年3月12日に殺害された娘さんのお父さん(徳島被害者支援センター理事)を講師にお迎えしている。
殺害された日は、東日本大震災の次の日だ。日本中、震災のニュース一色の中、京都での殺人事件の扱いは、小さかった。
「東日本大震災の次の日に,娘は命を奪われた」と題しての講演、受けた衝撃、怒り、哀しみを抑えてのお話に
胸を締め付けられるようだった。
お話の中で、教えられたこと、「子どもが親より先に死ぬことを逆縁と言う」そうだ。
もう一つ、ニューヨーク市長プルームパークの言葉(2001,9,11テロの追悼式典での言葉」
・ 親を亡くした子どもを孤児という。
伴侶を亡くした人を、寡夫あるいは寡婦という
子どもを亡くした親を呼ぶ言葉はない
なぜだろう その痛みは言葉に尽くせないからだ。
この言葉を紹介されたとき、気がつかなかったと胸を締め付けられる思いになった。
犯罪の加害者の予算は大きいが、被害者の支援はいまだに不十分で、支援充実をひろげなければならない。久し振りの講演会、
自分がどんな支援が出来るか、改めて考えさせられた。