
台風情報の中、今日も残暑が厳しい!
市民のつどいおかやま前夜祭だ。
三太ホールで、二回目の映画上映だ。ドキュメント映画「まなぶ」ー通信制中学60年の空白を越えて―だ。
この映画は「学ぶとは、どういう場であるべきか」を根底から問いかけたもの。戦後の混乱期に義務教育を受けられなかった高齢者たち、
ほぼ私と同じ年代の人たちが、青春を取り戻しに来る学び舎。千代田区立神田一橋中学校通信教育課程だ。卒業証書交付される全国で二校のうちの一校だ。
知らないと言うことは怖いことだ!映画を見ながら痛切に思った。
太田尚子監督と城之内康仁さん(岡山に夜間中学を作る会代表)のトークが行われた。
「学校は、人とつながる大切さを学ぶ場である」「学びの場は、人を変える」太田監督の言葉に学校の意味が胸に響いた。
そして、城之内さんは、まず知ることだ、そして知ったことは自分の胸にしまうのではなく伝えること、これをつないでと熱く語られた。
戦後75年になろうと言う時代に、まだまだ、夜間中学校や、通信課程を必要としている人たちが何万人といる。その原因は多様であるけれど。
