Life of Kazzy

2007年2月8日に第1子を出産しました。
今後は育児日記中心になりそうです。

☆ただの兄弟愛だけではない『ブラザーフッド』

2005年02月05日 | 映画
『ブラザーフッド』
この映画は最終日間近に劇場で観ました。
最終日間近の最終開始時間だったにもかかわらず、ほぼ満席の状態!
そうですね~40代、50代の方が多かったように思えます。
ワタシは一人で観に行きました。

予告を観た感じでは戦争をテーマに兄弟愛をうまく取り入れたお涙頂戴的作品かな?という印象を受けてましたが、そんなものではなかった!!!
ワタシが戦争映画をあまり観慣れていないので(観るのが辛いので避けてます。)この作品の戦闘シーンなどを観て惨い!と思ったのかもしれませんが、以前にあった『パールハーバー』ベン・アフレック、ジョシュ・ハートネットらが出演した戦争がテーマだけど娯楽作品としてだけ作ったようなものとは比べものにならない、いや比べては『ブラザーフッド』に失礼だ!と言える作品だと思います。

この作品は兄弟愛だけでなく戦争という時代に置かれた人々が極限に追い込まれながらも必死で生きようと立ち向かい大切なものを守り抜こうとする壮絶で悲しいストーリーです。
作品の3分の2以上が戦闘シーンで「もうやめて!」と涙ながらに訴えたくなるようなシーンばかり。劇場だったので迫力があり敵側の仕掛けた地雷がいきなり爆発したときは驚きすぎて身体がビクっと宙に浮き上がるし…(ちっと恥ずかしかったです。)ずっと身体を硬直させて観てました。
隣の人を気にしてる場合ではなく、もぅもぅもぅ出だしから涙と鼻水だらけで嗚咽をあげて泣きたいほど。この映画を観終わった後、とても考えさせられました。

この作品は是非!今どきの若い人たちに観て欲しいです!!!
今の私たちがどれだけ豊かで幸せな暮らしを送ることができてるか? 
この作品を観て感じてほしい!!!