Life of Kazzy

2007年2月8日に第1子を出産しました。
今後は育児日記中心になりそうです。

☆哀しい愛の物語『オペラ座の怪人』

2005年02月17日 | 映画
ついに観てきました!!!
『オペラ座の怪人』
この作品は絶対に劇場で観たかったやつ。
ミュージカル映画だから好き嫌いはっきり分かれるだろうと思い、誰も誘わず一人で観に行こうと思ってました。
するとよく一緒に映画を観に行く友達のてっちゃんから映画お誘いのメール。
てっちゃん候補の中に『オペラ座の怪人』が入ってたので迷わず提案しました。

な~んだ、てっちゃんミュージカル映画もいけるクチだったのね…。

ワタシはどちらかというとミュージカル好き派です。
だってミュージカルは「歌、踊り、舞台美術、時代背景、演出」などあらゆる視点から楽しめるし、主人公が歌うアリアなどはとても魅力的だから。
今回鑑賞した『オペラ座の怪人』もかなり楽しめました。
これぞ劇場で観るべき映画だと思います。
19世紀パリのオペラ座やファントムの隠れ家(地下)、真っ赤な絨毯の客席に黄金の像、スワロフスキークリスタル製のシャンデリア等など…豪華なセットの中で奏でるフルオーケストラの音楽や主役3人の歌声(吹き替え無し)はとても魅力的で140分の間ジーっと見とれてました。
1919年から1870年代のオペラ座にさかのぼる冒頭のシーンはこれからどんな物語が待ってるんだろうとドキドキワクワク♪
ファントム役のジェラルド・バトラーは初ミュージカルとは思えないほどの歌唱力でファントムの醜さ、恐ろしさだけではない悲しみや孤独からにじみ出る魅力的な男性を演じていたし、クリスティーヌ役のエミー・ロッサムは弱冠17歳にしてファントムとラウルの間で揺れ動く女心をうまく歌いわけてました。
ラウルも命を捨ててクリスティーヌを助けにいくとことかよかったよ!!!
ファントムが影でラウルが光。影と光の間で揺れ動くクリスティーヌ。三角関係のいく先には哀しい結末が…。
仮面を剥いだファントムがサルのオルゴールを前に涙するシーン(最後のほう)はジーンときました。
観に行ってよかったよ!!!

てっちゃんはというと、映画の途中で眠りこけてました。(笑
実はてっちゃん、ミュージカル苦手だったそうな。この映画がミュージカル映画とは知らなかったんだって。『オペラ座』が始まる前にワタシからミュージカル映画だと聞いて「えっ!知らんかった~」と少し残念がってました。
案の定、歌のシーンが多かったのでてっちゃん的にはダメだったらしい。
ん、でも眠りこけててくれたほうがよっぽどマシ!
ワタシの右隣に座ってた女は始まってからずっと携帯パカパカ開けてメールのやりとりしてたよ。(怒
てめぇ~観ないなら最初から来んな!!!って言ってやりたいほど携帯パカパカやっててムカついた。

ミュージカル映画苦手な方は最初から観に行くのやめましょう。
隣で携帯パカパカやられたら「観ないなら出て行け~!!!」って怒鳴りたくなりますので。(苦笑